Google、出版業界の反発受け書籍スキャンを一時中断
米Googleが進めている書籍本文検索プロジェクト「Google Print」に関連して、図書館での著作本スキャンを一時中断する方針を決めた。同社のブログで8月11日、プリントプロダクトマネジャーのアダム・スミス氏が表明した。
Google Printは書籍本文をデジタル化して検索できるようにするもので、昨年10月に発表された。この一環としてGoogleは、大学図書館と組んだGoogle Libraryプロジェクトも立ち上げ、図書館の蔵書をスキャンしてインデックス化する作業を進めていた。
しかしこれに対して出版業界からは、書籍が著作権者の許可なく図書館でスキャンされてしまう可能性があるとして異論が噴出。Googleではそうした声に耳を傾け、過去数カ月にわたって出版社や出版業界、著者との間で話し合いを進めてきたと説明している。
その結果、反対意見も尊重し、図書館でGoogleにスキャンしてほしくない書籍について、著作権者からの要望を受け入れることにしたという。これら新しい選択肢について検討の時間を設けるため、Googleでは11月までの間、著作本のスキャンを一切中止するとスミス氏は表明している。
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