「豚が一番難しい」――RFIDで家畜トレーサビリティー
NECのプライベートイベント「iEXPO2005」(12月9日まで、東京ビッグサイト)の協賛企業ブースで、ソランが豚専用のRFIDタグと読み取りシステムを展示している。「まずは一番難しい豚から始め、牛など別の家畜に広げていく」――食肉のトレーサビリティーが注目を浴び、豚の品種のブランド化も進んでいる今を好機と、同社は家畜トレーサビリティーに新規参入する。
豚は好奇心旺盛。RFIDタグを付けるとすぐにかみついてしまう上、タグをおりに引っかけてしまうため、牛などよりもタグ開発が難しいという。
同社は、豚がかんでも壊れない堅牢な構造のタグを開発。小型で円形にすることで、オリにひっかからないようにした。
腕時計型の読み取り機も開発した。左手で豚を抱いて世話しながら、右手でタグを読み取ることができる。
装着は、専用パンチで行う。付ける瞬間、豚は「ピキッと鳴く」(説明員)が、その後はおとなしくなるといい、注射のように一瞬だけ痛みが走るようだ。
すでに実証実験を始めており、来年の製品化を目指している。価格はタグ1つあたり200円程度になりそうという。
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