MS、Windows Serverのソースコードをライセンス
米Microsoftは1月25日、欧州連合(EU)から言い渡された是正命令に対応して、Windows Serverのソースコードをライセンスすると発表した。
EUの執行当局である欧州委員会は2004年3月、Microsoftが欧州の競争法に違反したと認定して是正命令を言い渡し、2005年12月にはこの命令が完全遵守されていないとして、罰金を科す可能性があると警告していた。
Microsoftが新たにライセンスするのは、2004年の是正命令の対象となった全通信プロトコルを実装するためのWindows Serverソースコード。Windowsと互換性を備えた製品の開発方法について理解を深めてもらう目的でWindowsのソースコード参照を認めるが、コピーすることは認めない。
12月の欧州委員会の警告では、ライセンシーがWindows Serverの通信プロトコルを実装するためには、Microsoftがこれまでに提出した技術文書では不十分だと指摘。これを受けてMicrosoftは、警告されたすべての問題に対応するため、自主的に今回の行動に踏み切ったと説明している。
「欧州委員会の要求を確実に満たせる唯一の方法は、2004年に命じられた範囲を越えて、Windows Server OSのソースコードをラインセンス供与することだと判断した」と法務担当のブラッド・スミス上級副社長。
これに対して欧州委員会は同日、Microsoftの発表について詳細を受け取り次第、入念に検討すると表明した。
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