“空気”で洗う洗濯乾燥機、三洋電機から
三洋電機は2月2日、空気をオゾンに変えて衣類を除菌・消臭する「エアウォッシュ」機能搭載のドラム式洗濯乾燥機「アクア AWD-AQ1」を発表した。すすぎ水をオゾンで浄化してリサイクルすることで、業界ナンバー1の節水も実現した。3月11日に発売する予定で、価格は26万2500円。
「エアウォッシュ」は、これまで業務用の洗濯機などで使われていた技術を家庭向けに応用したもの。オゾン発生器で空気中の酸素(O2)をオゾン(O3)に変え、ドラム内の衣類に噴射する。オゾンには強力な酸化作用があり、細菌の細胞壁を破壊または分解(容菌)。除菌、脱臭、汚れ(有機物)の分解といった効果が期待できる。酸化したオゾンは酸素に戻るだけで環境にも優しい。
エアウォッシュの場合、水を使わず、また洗濯層を“回さない”コースも用意されているため、型くずれしやすい洗濯物などを「洗わずにニオイを消したい」「洗わずに除菌したい」といったケースに適している。つまり「最近、衣類用の除菌・消臭スプレーが人気だが、エアウォッシュは洗濯機の中でスプレーをかけるようなもの」(同社)。
一方、通常の洗濯コースでもオゾンを利用して大幅な“節水”を実現した。アクアでは、最終すすぎで使用した水を貯水タンクに貯めておき、マイクロバブル状(微細気泡)にしたオゾンを注入して浄化。この水を次の洗濯(洗い)や乾燥運転の除湿水として再利用することで、洗濯から乾燥までの使用水量が約50リットルと「業界ナンバー1」(同社)の節水を実現している(新規に水を入れる場合は約80リットル)。
もちろん浄化した水も時間が経つと再利用は難しくなるが、アクアの場合は翌日~2日後程度なら再利用可能という。つまり、毎日洗濯する家庭なら、使用水量は常時50リットルで済む。さらに、乾燥時にもタンク内の水を大量に使うことができるため、乾燥効率も向上。洗濯から乾燥までの運転時間が約180分と短縮された。
このほか、軽い汚れをオゾンを含んだ水だけで洗浄する「洗剤ゼロコース」、乾燥時にオゾンを含むスチームを使って除菌・消臭する「オゾンスチームコース」、オゾン水で洗濯槽の黒カビ発生を防ぐ「カビガード」など、オゾンを活用したコースを設定。デリケートな衣類やぬいぐるみ、くつなども乾燥できる「棚乾燥」なども用意している。そのほかの主な仕様は下記の通り。
| 型番 | AWD-AQ1 |
|---|---|
| 容量 | 洗濯9キロ/乾燥6キロ |
| 外形寸法 | 636(幅)×695(奥行き)×1209(高さ)ミリ |
| 重量 | 約80キロ |
| カラー | パールホワイト、メタリックブラウン |
| 価格 | 26万2500円 |
| 発売日 | 3月11日 |
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