「iPodへのCDリッピングは公正使用にあらず」とレコード業界
エンターテインメント業界は、CDをリッピングして楽曲をiPodに格納する行為を合法とは認めていない。電子フロンティア財団(EFF)のフレッド・フォン・ローマン弁護士が指摘している。
現在、3年ごとに行われるデジタルミレニアム著作権法(DMCA)の見直しプロセスが進められており、その中で全米レコード協会(RIAA)などの業界団体は、手持ちのCDをコピーする場合でも、コンテンツの場所やフォーマットを変えるのは非侵害的な利用とは見なさないと主張しているという。
MGM対Grokster訴訟において、レコード業界側の弁護士だったドン・ベリリ氏は米最高裁で、「レコード会社はしばらく前から、自分で購入したCDを自分のコンピュータやiPodにアップロードするのは完全に合法だと述べていた」と話していた。
しかし業界が提出した書類には、この発言は「公正使用ではなく、単に許可に関するものである」と記されている。「特定の状況でコピーを作成することがしばしば、あるいは定期的に認められているからと言って、必ずしも著作権保有者が許可していない場合にコピーが公正使用と認められるわけではない」とも。
ローマン氏はEFFのサイトで、「わたしがRIAAの発言を解釈するとしたら、『完全に合法』は『われわれの気が変わるまで合法』という意味だ。今後もiPodに自分のCDをコピーできるかどうかは、彼らがそれを許容するかどうか次第だ」と批判している。
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