Windows Vistaの製品ラインアップはStarterからUltimateまで6種類
米Microsoftは2月26日、Windows Vistaファミリーの製品ラインアップを正式発表した。Vistaファミリーは6製品で、2006年下半期にリリースされる。
同社は21日、手違いで自社サイトにVista製品ラインアップに関する情報を掲載したが、欧州市場対応版以外の主要エディションについてはその情報どおりの内容となった。
企業ユーザー向けにはWindows Vista BusinessおよびWindows Vista Enterprise、ホームユーザー向けにはWindows Vista Home Basic、Windows Vista Home Premium、そしてすべての機能を併せ持った「究極」バージョンのWindows Vista Ultimateが用意される。また、新興市場向けには簡略版のWindows Vista Starterを提供する。
Microsoftはこのラインアップにより、ホームPCユーザー、中小企業、大規模なエンタープライズユーザーまでの広範囲なニーズに応えることができるとしており、64ビット、Media Center、タブレットPCといった機能をメインストリームにすると述べている。
MicrosoftのWindowsプロダクトマネジメント&マーケティング担当コーポレート副社長であるマイク・シーバート氏は「Windows Vistaの製品ラインは、今日のコンピューティングニーズで顧客が必要とするものを提供できるようにした」とコメントしている。
Windows Vista Businessは専任ITサポートへの依存性を減らした製品で、PCをよりスムーズかつセキュアに動かすことができるという。半透明ガラスのような外観を持った新ユーザーインタフェースのWindows Aeroが導入され、ナビゲーションの機能としてWindows FlipとFlip 3Dが用意されている。デスクトップ検索は強化され、タブレットPC技術の文字認識機能は組み込まれている。
より大規模な企業ユーザー向けのWindows Vista Enterpriseは、Windows Vista Businessの機能に加え、ハードウェア暗号化によるデータ保護技術Windows BitLockerが組み込まれている。同社が持つ仮想化技術であるVirtual PCの技術がVirtual PC Expressとして内蔵ツール化され、Windows Vista Enterpriseの上で過去のWindowsバージョンが動作可能になった。UNIXベースのアプリケーションを動作させるためのサブシステムも用意される。
ホームユーザー向けの基本機能を提供するWindows Vista Home Basicは、インターネットのブラウズや電子メール、基本的な文書作成といったニーズに向けられた製品。Search Explorer、Sidebar、ペアレンタルコントロールといった機能が付属する。
ホームユーザー向けの上位版であるWindows Vista Home Premiumには、Windows Aeroインタフェースが採用され、Windows Media Center機能、Xbox 360との接続機能、タブレットPC機能を持つ。DVDライティング機能も追加されている。
Windows Vista UltimateはWindows Vistaの全エディションが持っている機能をすべて含む製品で、エンターテインメント、モバイル、ビジネス機能がすべて含まれる。
Vista Starter以外の全バージョンが32ビットおよび64ビットのシステムに対応する。Windows Vista EnterpriseはMicrosoft Software Assuranceプログラム向けのみで、それ以外はパッケージおよびPCへの組み込みの形で提供される。
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