松下、高コントラスト1.1万:1のフルHD液晶ホームプロジェクター
松下電器産業は9月21日、フルハイビジョン液晶パネルを使ったホームシアター向けプロジェクター「TH-AE1000」を発表した。11月20日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は45万円前後。
207万画素(1920×1080)のセイコーエプソン製高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)「C2FINE」を採用したフルハイビジョン対応プロジェクター。自社開発の大口径ガラス非球面レンズ・低分散ガラス(ED)レンズを中心とした12群16枚構成「フルハイビジョン用 高精細・ハイコントラスト投写レンズユニット」を搭載し、液晶方式ながら1万1000:1(ダイナミックアイリスオン時)という高コントラストを実現した。「明るさが1000ルーメン以上の液晶プロジェクターとして、1万1000:1のコントラストは業界最高」(同社)
また「電動2倍ズームレンズ機能」と、クラス最大範囲の「レンズシフト機能」を搭載。レンズシフトは水平方向で投写画面サイズの約40%分、垂直方向で約100%分の画面位置を移動できる。
画像処理エンジンもフルハイビジョン用に新開発。最大14ビットのデジタル信号処理を行う「シネマワークスプロ」を搭載し、従来機種(TH-AE900)比16倍の高い階調表現力を可能にした。「シネマワークスプロで、ディテールまで緻密で質感豊かな“フルハイビジョン ハリウッド画質”を実現できる」(同社)
また、画面特性や隣接する画素の特徴に応じて適切なスケーリング処理を行う「新スケーリングLSI」を搭載。独自技術の可変型アイリス(絞り)機構「ダイナミックアイリス」もアルゴリズムを一新してフルハイビジョンに対応させた。
UHMランプのスペクトルを最適化する光学フィルター「シネマフィルタープロ」で、より沈んだ黒とクリアな色表現力が行える。ブロックノイズやモスキートノイズを抑える「MPEGノイズリダクション」回路、フィルムライク&奥行き感豊かな映像を再現する同社独自「スムーススクリーン」技術も搭載。
ボディは高級感あるブラックカラーで、シンメトリーなレンズセンターデザインを採用。サイズは460(幅)×300(奥行き)×130(高さ)ミリ・重さ約7.2キログラム。消費電力は240ワット。HDMI端子2系統のほか、コンポーネント(2系統)、ビデオ、Sビデオ、PC(RGB)入力端子、シリアル端子(RS232C準拠)など豊富なインタフェースを装備。DVD/AVアンプ/電動スクリーンなどのホームシアター機器の操作が可能な「オールinワンリモコン」を付属(バックライト付き)。
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