「任天堂が好き」はどんな人?
「本当に自分が長く使えるものを選ぶ傾向がある」──ブランド分析などを手掛けるブランドデータバンクは12月4日、任天堂を好きな人のプロファイリングリポートを発表した。新型ゲーム機「Wii」の発売で一般からも注目が集まる同社だが、任天堂ファンは「時代に応じて流動的になりがちな一般的な消費者とは少し異なる」という。
同社は消費者の持ち物・好みに関する調査を半年ごとに実施。今年6月にインターネットで実施した調査から、任天堂を好きな人の分析リポートを作成した。
有効回答3万493サンプルのうち、任天堂が好きと答えたのは1555サンプル。平均年齢は34.3歳と全体の平均から3歳ほど若く、そのためもあってか平均世帯年収596万円・平均個人年収309万円・平均おこづかい4.27万円は全体平均を下回った。情報に触れる機会はテレビCMや口コミからが多かった。
所有ハードはプレイステーション2、プレイステーションに次いでスーパーファミコンが3位。これにニンテンドーDS、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイ、ゲームキューブが続く。
好きなゲームは「ドラゴンクエスト」シリーズがトップだが、2位に「脳を鍛える大人のDSトレーニング」、3位に「マリオシリーズ」が入り、6位と7位に「どうぶつの森」シリーズ、17位に「ファイアーエムブレム」シリーズが入るなど、任天堂タイトルが多く占めた。
任天堂のほかに好きなエンターテインメント企業の上位3社は、スクウェア・エニックス、ソニー・コンピュータエンタテインメント、スタジオジブリ。これにフィギュア制作の海洋堂が4位で続く。
好きなキャラクターのトップは「リラックマ」で、「ピカチュウ」が4位、「マリオ」が7位。「ケロロ軍曹」や「トトロ」、「トロ」など「カワイイ系のキャラクターが上位を占めている」(同社)という結果に。好きな楽曲は「さくら」「世界に一つだけの花」といった話題の曲や、「未来予想図」「everything」など、「長く愛されるような名曲を好む傾向がやや見える」(同社)という。
ゲーム関連以外で好きなブランドは、auやシャープ、パナソニック、日産、ホンダなど。全体のデータで各ジャンル1位のNTTドコモ、ソニー、トヨタなどが上位に挙がっておらず、「2番手好み」という傾向もありそう。食品などのブランドの好みは一般とあまり変わらなかった。
同社は「任天堂を好きな人は、ロングセラー・安心して楽しめるコンテンツを好むものの、一番売れているものばかりを選んでいるわけではない。新しいものや売れているものにただ手を伸ばすわけではなく、本当に長く使えるものを選ぶという傾向が全体を通じて見られている」とまとめている。
ファミコン時代からのユーザーや、ニンテンドーDSで初めて触れたユーザーなど、任天堂製品の利用者は様々だが、「任天堂が長い間、魅力ある製品・ブランド・コンテンツを提供し続けた積み重ねがあるからで、それこそが今も変わらず愛されている理由の一つと考えることができるのでは」(同社)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR