NASA、ハッブル後継の望遠鏡にIBMソフトウェアを採用
米IBMは1月19日、次世代宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)」の操作に必要なソフトウェアとシステムを開発するために、米航空宇宙局(NASA)がIBMのソフトウェアの採用を決定したと発表した。新宇宙望遠鏡は、現行のハッブル宇宙望遠鏡よりもさらに高性能で、宇宙誕生の謎解明により近づけると期待がかかっている。新宇宙望遠鏡の導入は2013年になる見通しだ。
ハッブル宇宙望遠鏡では、複数の組織がそれぞれ独自のソフトウェアを使ってシステム開発に当たったため、保守や変更、修正の際に、幾つもの異なるツールが必要となり、結果として膨大な時間とコストがかかっている。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の操作に必要なソフトウェア開発にも、世界中の国々の複数の宇宙機関がかかわっている。しかし前回の問題を解決するため、NASAはIBMがオープンスタンダードをベースに開発したソフトウェア「IBM Rational Rose Real-time」の採用を決定したという。同ソフトはUMLベースのビジュアルモデリング開発ソフトウェアで、プロジェクトの設計図の役割を果たす。望遠鏡システムの開発者は、設計図上にソフトウェアコードをドラッグ&ドロップするだけで、プロジェクト全体に反映させることができる。
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