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2本目のレンズは何にする?――ペンタックス「K100D」と交換レンズ(2/4 ページ)

幅広い用途に役立つ基本レンズ――標準ズーム

 コンパクトデジカメからステップアップする場合など初めてデジタル一眼レフ機を購入するなら、まずはレンズキットに付属する標準ズーム「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」を選びたい。普通すぎるレンズであり、紹介記事としての面白みはないが、やはり基本中の基本レンズであり、まずはこれを使いこなすことから始めるのがいい。

photo 標準ズーム「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」。人間の目の視野に近い画角を持ち、歪みや誇張のない自然な雰囲気で写せる

 画角は35mm判に換算してワイド側は27.5ミリ相当、テレ側は84ミリ相当となり、広角から中望遠域までをカバーする。スナップや記念写真、ポートレート、風景、旅行などあらゆる用途で最も使いやすいレンズといえる。レンズ単体で購入する場合も非常に安価なので、仮にフィルム時代のKマウントレンズをすでに持っている場合でも、この標準ズームは揃えたほうが何かと便利だろう。花形フードが標準で付属しているのも高ポイントだ。

photo K100Dのキットレンズであり、デザイン的にも重量やサイズの面でもボディとのバランスが取れている

 とりあえずこの標準ズーム1本を徹底して使い込むことをお勧めする。そうすれば自分の撮影用途にとって何が足りないかが見えてくる。画角が狭いと感じるなら次のステップは広角ズームや魚眼ズーム、もっとアップで撮りたいなら望遠ズーム、F値や画質が不満なら単焦点レンズ、接写性能が不満ならマクロレンズといった判断ができるようになる。

「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」の18ミリ側で撮影。適度なコントラストとシャープネスがあり、四隅までくっきりと描写
「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」は最短撮影距離が25センチと短いので、マクロレンズの代用としてちょっとした接写も可能

アップで撮ってボケを生かせる――望遠ズーム

 人物やスポーツ、動物、乗り物、イベントなどの撮影では標準ズームだけでは、望遠側がもの足りなく感じることが多いはず。よりアップで撮影したいなら望遠ズームを選択しよう。中でもお勧めは、デジタル専用設計の望遠ズーム「DA 50-200mm F4-5.6 ED」だ。

photo 望遠ズーム「DA 50-200mm F4-5.6 ED」。306ミリ相当の望遠撮影ができ、このコンパクト設計はありがたい

 画角は35ミリ判換算で76.5~306ミリ相当となり、離れた位置からでも被写体を大きくとらえられる。それでいて全長78.5ミリ、重量255グラムという小型軽量設計であり、実売価格は2万円台とリーズナブル。高級レンズとはいえないが、EDガラスを組み込んだことで、望遠ズームにありがちな倍率色収差を良好に補正。ズーム全域に渡ってシャープな描写を実現している。

photo クイックシフト・フォーカス・システムに対応。AFで合焦後にピントリングを手動で回せばすぐにMFに移行できる

 ボケを生かした撮影を楽しめることも望遠ズームのメリットだ。「DA 50-200mm F4-5.6 ED」の開放値はF4~5.6と望遠ズームとしては平均的だが、それでも一眼レフ機ならではボケを味わえる。望遠になればなるほど手ブレの危険性が増すが、K100Dにはボディ内手ブレ補正があるので、ぶれのミスも最小限に防げる。

「DA 50-200mm F4-5.6 ED」を使い、開放値の絞り優先AEモードで撮影。ピントを合わせた鳥以外の背景部分が美しくボケた
望遠ズームにはアップやボケの効果だけでなく、遠近感を圧縮して引き締まった構図にする働きもある。鮮やかな色もきれいに表現できた
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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日