Amazon、Webデータベース「SimpleDB」を限定β公開
米Amazon.comは12月14日、Webデータベースサービス「SimpleDB」の限定β版の提供を開始した。スキーマの設計やメンテナンス、ストレージ容量拡大やバックアップなどの運用作業なしに利用できるシンプルなデータベースで、初期投資が不要な従量料金制のサービス。同社のストレージサービス「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)や、Webアプリケーションの展開用にサーバリソースを貸し出すサービス「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)と連係させて利用できる。Webサイトで、βプログラムへの参加受付を開始している。
SimpleDBでは「ドメイン」という単位でデータベースを管理する。各ドメインの容量は10Gバイトで、ユーザーは最大100件(合計1Tバイト)分のSimpleDBドメインを作成し、構造化データを「アイテム」として保存できる。各アイテムの属性はフレキシブルに設定可能。例えば、あるアイテムには「詳細」と「色」という属性を、別のアイテムには「詳細」と「色」に加えて「素材」属性を追加するなど、アイテムごとに異なる属性の設定が可能。また、各属性に複数の値を付加することができる。属性や値の数を前もって指定する必要はなく、後から簡単に追加できる。セキュリティ強化のためのデータ暗号化も可能。
利用料金は、データ処理などのマシン利用料金が時間当たり14セント。データの転送料金が、Amazonデータセンターへのデータ送信時は1Gバイト当たり10セント、データ読み出し時は1Gバイト当たり13~18セント(月間のデータ転送量によって異なる)。構造化データの保存料は1Gバイト当たり月額1ドル50セントとなっている。ほかのAmazon Web Servicesとの間のデータ転送は無料。Amazonは、SimpleDBは比較的少ない量のデータ保存に適しており、大きなデータはAmazon S3に保存することで全体の利用料金を抑えられるとしている。
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