ガンプラ・フィギュア通販の「T.J Grosnet」が民事再生を申請
帝国データバンクによると、プラモデルやフィギュアをWeb通販するT.J Gros net(和歌山県)が4月15日、民事再生法の適用を和歌山地裁に申し立て、保全処分の決定を受けた。負債総額は約40億円。同社が「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」に開設していた店舗から商品が届かないトラブルが相次ぎ、問題になっていた(関連記事:プラモ販売「T.J Grosnet」で商品が届かないトラブル ヤフー・楽天「連絡取れない」)。
同社は2001年に創業し、04年に法人化。ガンダムのプラモデルやアニメキャラクターのフィギュアなどをWeb通販していた。事業構成はプラモデル50%、フィギュア20%、ゲーム機・ソフト10%、その他20%。
通販は自社サイトでスタートし、05年に「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」に出店して一気に事業を拡大。05年12月期に売上高6億4300万円・純利益1800万円だったのに対し、07年6月期には売上高22億3600万円・純利益は1億700万円と急成長。地元では成長力のある企業として知名度が高く、業界内でも注目されていたという。
だが積極的な投資や、業容拡大に伴う在庫負担でキャッシュ流出が続いた。不足分を金融機関からの借り入れでまかなってきたため、借入金の残高が年商規模にまでふくれあがっていたという。
今年に入ってフィギュアの販売を一部自粛した結果、予想以上に売り上げが減り、資金繰りが急速に悪化。関係先に支援や追加融資を求めたが、借入金の残高の大きさがネックとなり、不調。今年3月末の支払いができない状態になり、4月1日に一時的に販売を中止。一部の債権者が担保として在庫保全に動くなどして状況が悪化し、民事再生の申し立てに至った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
2
SBI証券のFXで“誤ロスカット” 再委託先IIJが作業ミス、システムでも検知できず 779口座が対象
-
3
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
-
4
「Rakuten Mini」など4機種に脆弱性 楽天モバイル、他製品への切り替え推奨
-
5
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
6
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
7
化粧品販売「アエナ」約81万人分の個人情報流出か 氏名やクレカ下4ケタ・有効期限など
-
8
メドレーの産婦人科向けシステムに不正アクセス、患者の個人情報漏えいか 最大787の医療機関が対象
-
9
Google、待望の新AIモデル「Gemini 4 Argon」一般提供を開始 推論の継続力を強化 一部ベンチでトップに
-
10
IDCFクラウド障害、一部でバックアップ取り出し可能に データ流出は「なかった」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR