2009年の世界IT支出、金融危機の影響で鈍化――Gartner予測
世界的な景気低迷がIT予算に影響を与えているものの、ドットコムバブル崩壊時のような劇的な予算削減はない――米調査会社Gartnerが10月13日、報告した。
2009年の世界IT支出額は、最悪の場合、同社のこれまでの予測である前年比5.8%増を下回る、2.3%増にとどまる可能性がある。だがドットコムバブル崩壊時にみられたような、IT予算の伸びが2けた台半ばから1けた台前半まで切り詰められるといったような、大幅な予算縮小は起きないと指摘している。
Gartnerは、先進国、特に米国と欧州は金融危機の影響を最も受けるが、新興国もその影響を免れないだろうとする。2009年の欧州のIT支出額はマイナス成長、米国と日本は横ばいという予測だ。
景気後退にもかかわらずドットコムバブル崩壊時のようなIT予算の大幅削減が起きない理由として、企業がITを事業改革の手段として見ていること、よりコスト削減につながる事業モデルを採用していることを挙げている。またGartnerはそのほかの理由として、ITが事業運営全般に組み込まれていること、ITプログラムが数年にわたる計画として事業に統合されているため即座に削減できないこと、景気後退からIT予算削減まで少なくとも2四半期の時間的なギャップが出ることなどを挙げている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
5
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR