ITちゃんのiPhone・DSiケースを作ってもらったポ!
2010年5月、「ねとらぼ」でおなじみの「ITちゃん」をデザインした痛iPhoneケースと痛ニンテンドーDSi用ケースが登場する。ねとらぼ史上初の公式グッズで、アイティメディアの無料会員制サービス「アイティメディアID」登録キャンペーンの賞品として抽選で30人にプレゼントする。
アイティメディアIDは、今年4月にスタートした無料サービス。興味のある記事を登録しておくと、その記事に関連した内容の記事が掲載された時にメールで知らせる「記事アラート」や、記事をPDF出力できる「PDF出力対応プリント」など会員限定の機能を活用できる。
賞品のイラストはシコタホAさんが今回のために泣きながら描きおろしたもの。iPhoneケース用は、iPhoneで音楽を聴くヘッドフォン娘なITちゃんを、DSiケース用は、DSiとタッチペンを持つITちゃんをデザインした。DSiケースは天板側に上半身、底面側に下半身を配し、ケース全体に大きくITちゃんをデザインした。
制作はiPod情報サイト「iPod Style」の戸津弘貴さんが担当。ITちゃんの痛DSiケースができあがるまでの過程を見てきた。
劣化から嫁を守れる痛DSiケース
痛DSiケースの制作に必要なのは、透明なDSi用ケース、デザインを印刷した転写シート、はさみ、カッター、アルコールパッド、ティッシュ、コップ半分程度の水、マスキングテープ、そして「嫁への愛」。どれも身近で入手しやすいものばかりだ。
イラストは、市販の転写シールを使ってケースに写す。転写シールは、イラストを印刷する印刷シートと、のりの付いた透明フィルムラベルの2枚1組。左右反転させたイラストを印刷シートにプリントし、のりの付いた透明ラベルを印刷面に貼り付ける。
透明ラベルを貼る時には、長い定規を使って空気を抜きながら貼り付けていく。空気が入るとケースに水玉のような模様が残って汚く見えるため、つめの裏側で念入りに空気を抜く。
空気を抜き終えたら、イラストの形に合わせて大まかに切る。ケースの端に接する面はカッターで、それ以外ははさみを使う。大まかに切り終えたら、2ミリ程度の余白を残しながらイラストのラインに合わせて細かく切る。「髪の毛のすき間など細かい部分をしっかり切っても、苦労の割に報われない」そうで、手間を省くためになるべく直線で切るといいそうだ。
ケースは天板側と底面側にばらし、それぞれに貼るイラストを合わせる。今回は1つのイラストを2つに分けて貼り付けるので、貼るのに邪魔な部分を切ったり、天板側と底面側のイラストがうまくつながるようにはさみで切って調整。少し多めに切るくらいがちょうどいいという。
いよいよイラストの貼り付けをスタート。さきほど貼り付けた透明ラベルをはがすと、印刷面にのりが移り、シールのようになる。アルコールパッドでケースの汚れを取り、シールのようになった印刷シートを空気が入らないよう気を付けながらケースの裏側に貼り付けていく。
貼り付け終えたら中心から外側に向けて、つめの裏側を使って空気を抜く。「ここでしっかり空気を抜けるかが、仕上がりの美しさに影響します。でも、量産したらつめが摩耗しそう……」弱音を吐きつつも延々こする戸津さん。うーん、細かい。がさつな記者には難しいかもしれない。
しっかりと空気を抜いたら、印刷シートにティッシュでポンポンと水をしみこませる。印刷シートの紙の部分をはがし、イラストをケースに移すためだが、水が多すぎるとのりが溶けてしまい、足りないと紙が破けてしまうので見極めが必要。今回は少しずつ水を付けたが、水を掛けてしまってからティッシュで吸っていく、という方法でもいいそうだ。
水が浸透したら台紙をずらし、台紙とイラストの間に空気が入ったことを確認し、台紙を持ち上げてはがす。はがし終えて見えたのは、ケースに写る半透明のITちゃんイラスト! で、できたー! かわいい!
最後の仕上げとしてケースの裏側に白い塗料を吹く。ケース素材がポリカーボネートだったので専用のラッカーを使用。ダマやムラにならないよう薄くふき、3回程度重ねて白くする。
裏からイラストを貼り、ラッカーを吹く理由は、ケースの外側に傷が付いても“嫁を守れるから”だという。
初めては「おれの嫁」で
初めて痛グッズを作るユーザーには、全体を覆うようなデコレーションではなく、イラストを1つ載せるようなワンポイントデコレーションがお勧めだという。デフォルメされたキャラクターなど絵柄はシンプルなものがいい。
とはいえ一番重要なのは「“おれの嫁”でやること」と、戸津さんは語る。痛グッズ制作は決して易しい道ではない。シールを切る時には誤ってイラストまで切らないよう気を使い、貼り付ける時には空気が入らないように精神をとがらせ、制作中は一瞬足りとも気を抜けない。それでも、愛さえあれば乗り越えられるという。
戸津さんが愛を込めて1つ1つ制作したiPhoneケースとDSiケースはセットで、アイティメディアIDに新規登録していただいた方々から抽選で30人にプレゼント。戸津さんが書いた制作秘話は、iPod Styleに掲載されています。
プレゼントの応募はこちらから。
iPhoneケースはトリニティから、DSiケースはサイバーガジェットから提供していただきました。
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