ダイアゴナル、アドレス帳の自動更新サービスを開始 部署異動時などの通知を不要に
ダイアゴナルは10月4日、最新状態のコンタクト情報をユーザー間で共有できるアドレス帳サービス「ダイアゴナルキット」のβ提供を開始した。ユーザーは同サービスに名前やメールアドレス、住所、電話番号、勤務先といったコンタクト情報を登録し、他のユーザーと「リンク」(相互接続)しておけば、引っ越しや部署異動などの際、自分のコンタクト情報を更新するだけで、リンク先ユーザーのアドレス帳にその変更内容が反映される仕組みだ。利用は無料。
ユーザー同士がリンクのリクエストの送信/承認によって共有関係になることで、リンク先のコンタクト情報がそれぞれのアドレス帳に追加され、以降の更新が反映されるようになる。相手に公開するコンタクト情報の範囲は、「全て」「自分自身の情報のみ」「所属先の情報のみ」と指定できるほか、個別で細かく範囲を指定することもできる。
一般的にユーザーのフォロー関係などを公開することが多いSNSとは違い、同サービスではユーザー1人1人のリンク関係を非公開とした。また、他のユーザーの行動履歴の通知機能や、メッセージ機能なども持たせていない。これにより、「(情報の秘匿性が求められる)ビジネスの場でも利用しやすいようにした」(同社の山川隆社長)という。
同サービスでは“未登録者”に対してリンクのリクエストを送ることも可能で、その場合は「リンクのお願い」というメールが届き、新規登録を促すようになっている。これを受けて新たに同サービスに登録したユーザーが、自分自身のアドレス帳を充実させるためにさらなる新規ユーザーを呼び込んでくれれば――と山川社長は期待する。
法人向けサービスも提供する。企業は有料の法人アカウント(β期間中は月額1000円)を取得すれば、その企業が管理するメールアドレスで同サービスに登録しているユーザーのアドレス帳から「名刺レベルの情報」を抽出し、集約できるという。これにより「従来は管理が難しかった取引先情報などの管理を簡素化する」(山川社長)考えだ。
同サービスはWebブラウザ上で利用できる。スマートフォンなどへは現状で非対応だが、今後対応を検討するとしている。
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