ローソン、ネットスーパーに参入 らでぃっしゅぼーやと合弁
ローソンは10月11日、ネットスーパー事業に参入すると発表した。食品宅配サービスのらでぃっしゅぼーやと新会社を設立、らでぃっしゅぼーやの生鮮食品やローソンのプライベートブランド(PB)品など約1000点の注文をネットで受け付け、配達する。コンビニの利用が比較的少ない30~40代主婦を主なターゲットに、2015年度に取扱高3000億円を目指す。
Webサイト「らでぃっしゅローソンスーパーマーケット」を11日にオープンし、販売を始めた。らでぃっしゅぼーやが会員向けに販売している有機・低農薬野菜や無添加食品や、ローソングループのPB「バリューライン」「ローソンセレクト」の食品・日用品なども販売する。企画から製造、流通、販売まで関連企業で行う製造小売り(SPA)型ネットスーパーだとしている。
有機・低農薬野菜などはらでぃっしゅぼーやの品質管理基準を満たたもの。鮮度を保つため、注文を受けた後に収穫するため、ユーザーに配達されるまでに最短で3日かかるという。配達に時間がかかる分、「安全・安心」という付加価値をユーザーにアピールしていく考えだが、要望によっては配達時間の短縮も検討していくという。
新会社「らでぃっしゅローソンスーパーマーケット」は今年9月1日に設立。資本金は2500万円で、ローソンが51%、らでぃっしゅぼーやが49%を出資した。
EC市場は成長が続いており、「店舗以外のお客にもリーチできる」(ローソンの加茂正治エンタテイメント・ECグループCEO)とコンビニエンスストア初のネットスーパーに参入。ネットでPB商品を購入したユーザーに店舗にも足を運んでもらうといった相乗効果も見込む。客単価は5000円前後を想定し、初年度で1日当たり1000~2000人の利用を見込む。
ローソンは、ヤフーと位置情報サービスと店舗の連携サービスなどで提携しているほか、買収したHMVジャパンやチケットサービスなどを集約したエンターテインメントECサイト「エルパカ」を8月にオープンするなど、ネットとECに力を入れている。
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