ハードウェア製品のサポート市場は縮小傾向、ソフトは拡大――IDC調査
IT調査会社のIDC Japanは11月15日、国内製品サポートサービス市場に関する予測を発表した。メインフレームやRISC/IAサーバといったハードウェアのサポート市場が大幅に縮小する一方で、ソフトウェアサポート市場は拡大するとしている。
2010年の製品サポート市場は、ハードウェア、ソフトウェアともに4400億円と同規模だった。ハードウェアサポート市場の2010~2015年の年平均成長率はマイナス5%で、2015年には3400億円規模になると予測。一方、ソフトウェアサポート市場は年率1.5%で成長し、2015年には4700億円規模になるとみる。
縮小傾向にあるハードウェアサポート市場の中でも、メインフレームやRISC/IA64サーバのサポート市場の2010~2015年の年平均成長率はマイナス10%と大幅に縮小。これについて同社は「企業におけるクラウドサービスの利用拡大によって、サポートサービス支出の対象となる製品の台数が大きく減少することが主な要因」としている。x86サーバやストレージ、ネットワーク機器、PCのサポート市場もクラウドの普及による影響を受けるものの、市場規模の縮小は年率マイナス0~2%台にとどまると予測する。
また、ソフトウェアサポート市場もハードウェアサポート市場と同様、クラウドサービスの利用拡大による影響を受けるという。クラウドによる影響を最も受ける製品セグメントはERP(Enterprise Resource Planning)製品やCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)製品などで、これらの2010~2015年の年平均成長率は1%未満にとどまる。一方で、OSや仮想化ソフト、アプリケーション開発/デプロイメントなどのサポート市場は、仮想化やOSSのサポート需要がクラウドの普及によるソフトウェアライセンス減少の影響を上回ることから、2010年~2015年には年率1%後半~2%台で成長すると予測している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
2
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
【復旧】auで通信障害 全国の5G SA契約者の一部で
-
7
KDDI、東日本エリアで一時通信障害 ドコモ・ソフトバンクに続き連日で発生
-
8
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR