GoogleとMPEG LA、VP8で和解 パテントプール形成は終了
米Googleとライセンス管理団体MPEG LAは3月7日(現地時間)、Googleが、MPEG LAに参加する11社が保有する、VP8およびそれ以前のVPxの動画圧縮技術に不可欠である可能性のあるライセンスを受けることで合意に達したと発表した。ライセンス料や、具体的な特許については公表されていない。
これにより、GoogleはVP8を訴訟のリスクなしに利用でき、サードパーティーにもサブライセンスできるようになる。Googleは、W3CのRoyalty Free Licenseとしてライセンスを無償で供与する。ライセンス供与は向こう数週間中に開始するという。
VP8は、Googleが2009年に買収したOn2 Technologiesが開発した動画圧縮技術。同社は2010年に、この技術に基づくロイヤルティフリーな動画コーデック「WebM」を発表した。WebMを、それまで多くのWebブラウザやサービスが採用していたMPEG LAの有料フォーマット「H.264」に代わる業界標準にすることを目指したものだ。
Googleのこの動きに反発したMPEG LAは2011年2月、WebM採用企業にライセンス契約を要求する目的で、VP8に必要と思われる特許のパテントプールを形成しようと特許保有企業に呼び掛けた。
MPEG LAは、このパテントプール形成も終了する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
BASE子会社の漏えい、約2335万人分に 209万人分はクレカ番号「先頭6桁と下4桁」「有効期限」も
-
2
タイムズカー、退会後も7年間保管していた免許証画像を全削除へ 約660万アカウント分の漏えい受け
-
3
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
4
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
-
5
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
6
ファンケルとアテニア、計約83万件の会員情報漏えい ECサイトに不正アクセス
-
7
「skyticket」クレカ情報も流出、カード番号など最大6140人分 「流出なし」の初報を訂正
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
10
コードを書かずに“自分専用IME” 日英を自動切り替えできる「Meltype」にAI変換を載せてみた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR