英文チェッカー「Ginger」にAndroidキーボード版 ネイティブ英語にリアルタイム修正
英文ライティングツール「Ginger」が、Android向け文字入力アプリをリリースした。キーボードに設定すると、SNSやメールで英文を書く際に正しいスペルや文法に修正するほか、ネイティブが使うナチュラルな表現をサジェストする。価格は990円で、最初の2週間は無料。
Gingerは、イスラエルのGinger Softwareが開発する英文ライティングツール。ネット上で使われている1.5兆以上の英単語やフレーズを収集・解析した独自のエンジンに基づき、単なるスペルや文法のミスだけでなく、ユーザーの入力した文章の前後のつながりや文脈も考慮して、リアルタイムに修正点や表現の候補を表示していく。
Android向けにリリースした新アプリはキーボードとして設定するタイプで、サービスやアプリを問わず文字入力を伴う場面で常に利用できる。英文を入力すると間違った単語の修正候補が表示され、ワンタップで正しい英文にリライト。フレーズ全体をネイティブの使用頻度の高いこなれた表現に置き換えるリフレーズ機能も搭載した。アプリ内で日本語入力用キーボードに切り替え可能で、フリック入力/QWERTYキーボード/Godanの3パターンから選べる。
iOSではキーボードを変更することができないため、英文ライティングのための独立アプリを3月末にリリース予定。テキストエディタとして英文を入力・修正し、任意のアプリに直接転送する形で提供する。
Gingerは2009年にサービスを開始し、Microsoft Officeプラグインとして配布されているデスクトップ版は世界で450万インストールを超えた。日本では昨年4月に正式リリースし、昨年末には有料ユーザー数が米英に続く世界第3位になった。日本人有料ユーザーの90%は男性で、50%がビジネスのため、25%が英語学習のために導入しているという。
「米英のネイティブ・スピーカーがミスを減らすためや効率を上げるために利用しているのに対し、日本人ユーザーは学習の一環として活用しているケースが多い。日本の英語熱は高く、今後も成長が見込める」と同社マーケティング部門のディビッド(デュデュ)・ノイCMOは話す。今後、学習サービスとの連携などBtoB施策も検討していきたいと話した。
「日本人は完璧主義で間違えることを嫌う傾向があるようだが、Gingerを使うことで英文を書くことへのハードルが下がった、自由に表現できるようになった、という声が聞かれる。さらに多くの人に利用してもらい、外国語へのハードルや苦手意識自体を少しずつ取り払うことができれば」(ノイ氏)
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