車いすのまま運転できる車「Kenguru」、米国で予約開始
車いすに座ったまま乗り込み、運転できる小型電気自動車「Kenguru」の予約が2月8日(現地時間)、米国でスタートした。12~18カ月中に米国で生産を開始するという。
Kenguruは、リアハッチから車いすごと乗り込み、手だけで運転できる小型自動車。一般車でも車いすの利用者が運転できるようにカスタマイズすることは可能だが、車いすからの乗降には介助が必要。Kenguruは1人で乗降できる。時速25マイル(約40キロ)までしか出ないLSV(low-speed vehicle)なので高速道路は走れないが、近所への買い物や通勤ができる。1回の充電で約72キロ走行できる。
予約には前金100ドルが必要。メーカーであるKenguru Transporterが公開しているステイシー・ゾアンCEOのインタビュー動画によると、販売価格は2万ドル程度になる見込み。米国や欧州では政府プログラムの補助が見込まれるため、エンドユーザーにとってはほとんど無料になるという(公式動画より)。
Kenguruは、ハンガリーのエンジニア、イストバン・キサロスラキ氏のアイデアをWebで見つけた米国の弁護士、ゾアン氏が米国で企業として立ち上げ、5年がかりで米国での生産にこぎつけたもの。ゾアン氏自身が車いすのユーザーで、このプロジェクトは自分のためでもあると語っている。
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