ヤフオク!×BOOKOFF「ヤフOFF!」渋谷にオープン 持ち込むだけで出品代行
ヤフーとブックオフコーポレーションは9月26日、「ヤフオク!」と「BOOKOFF」がコラボする旗艦店「ヤフOFF! フラッグシップストア 渋谷センター街」を東京・渋谷にオープンした。両社の提携による共同プロジェクトで、ヤフオク!への出品代行を店頭で受け付けることで活性化を図る上、両社の取り組みのリアル側の拠点としても活用していく。
同店は若者であふれる渋谷センター街にある大型店。リニューアルで、入り口横に「ヤフオク!出品窓口」を新設。商品を直接持参すると、個人確認などの簡単な手続きだけで、Yahoo!JAPAN IDがなくてもヤフオク!に出品できる。落札されると、金額に応じて25~45%の手数料を引いた金額が指定した金融機関に振り込まれる仕組みだ。利用は18歳以上で、落札見込み金額が5000円以上の商品が対象となる。
「Yahoo!プレミアム」会員が毎月3冊まで108円(税込)の本を無料でもらえる特典も提供し、来店を促進する。店内入り口に並ぶおすすめ本のコーナーにはタブレットが設置され、バーコードを読み取ると店員によるレビューやコメントなどの書かれた“電子POP”を読むことができる。現在約5000冊に対応しており、今後タイトルを拡大したり一般ユーザーによるレビュー募集なども検討していく。
4月に提携を発表した両社の共同プロジェクトの第1弾。提携では、BOOKOFF店頭で買い取った商品をヤフオク!で販売することで、BOOKOFFの在庫流通の活性化とヤフオク!の品ぞろえ強化を図っていく。
15周年を迎えたヤフオク!はオンラインでの存在感は高まったが、写真撮影や発送の手間、金銭のやりとりや個人情報開示への不安など、まだまだハードルは高いのでは――とヤフーの宮坂学社長はみる。
「興味はあるが踏み出せない人、忙しくて時間がない人など、潜在的なユーザーにリーチするためにオフラインの店舗でできることは大きい。『もういらないけど捨てるのはしのびない』ものを持ち込む選択肢の新たな1つになれば。今後も店舗を拠点としたリアルとネットをつなぐサービスを考案し、リユース市場自体をより広げていきたい」(宮坂社長)
旗艦店として立ち上げた同店に加え、「BOOKOFF 自由が丘駅前店」も一部リニューアル。アパレルやスポーツ用品など書籍以外も買い取り「ヤフオク!」などで販売する「総合買取受付窓口」を設置する。
ブックオフコーポレーションの松下展千社長は、「初めての挑戦なのでトライ&エラーを繰り返し、様子を見ながらオンラインと連動する動きを少しずつ他店舗にも拡大していきたい」と意欲を見せている。
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