任天堂の「健康」事業第1弾は睡眠計測デバイス 枕元に置くだけの「非ウェアラブル」
任天堂の岩田聡社長は10月30日開いた経営方針説明会で、健康にフォーカスした新事業の第1弾として、人の睡眠と疲労状態を計測するデバイスを開発していることを明らかにした。
新デバイス「QOL(Quality of Life)センサー」は、ユーザーの枕元などに置き、マイクロ波による非接触センサーで身体の動きや呼吸、心拍などを身体に触れることなく計測できるという。データはクラウドサーバに送られ、分析して睡眠と疲労の状態を可視化してくれるという。
開発に当たっては、医療機器メーカーの米ResMedと業務提携し、非接触センサー計測技術や睡眠状態の推定技術の供与を受けた。
岩田社長は、睡眠の可視化には大きな可能性と潜在需要があるのに決定的な商品が登場していないのは「お客様に何らかの努力を要求する構造になっていて、継続が難しかったからではないか」と指摘。身につける必要がなく(Non-Wearable)、身体に触れる必要が無く(Non-Contact)、操作の必要がない(Non-Operating)──など、「5つのNonによる計測」実現にめどが立ったため、QOL事業に踏み出すことを決断したという。
岩田社長は1月、「娯楽とはQOLを楽しく向上させるもの」と再定義し、QOL事業の第1弾のテーマとして健康を挙げていた。
岩田社長は6月に病気療養に入ったことを明らかにしていたが、お盆明け以降に出社して業務を再開し、現在は通常業務に復帰しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
9
Discord、公開サーバの会話をGoogle検索などの対象に プライバシーへの懸念も
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR