第7回ポタフェス
「ポタフェス」で見つけた注目のヘッドフォンたち
多数のイヤフォン、ヘッドフォンが一堂に会する「ポタフェス」会場。今回は期待の新製品や参考展示を中心にヘッドフォンをピックアップしたが、中には開発の都合や生産キャパの問題で市場に出ているはずなのにレアな製品もあった。
低価格のバランス接続対応ヘッドフォン
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、期待のハイレゾ対応ヘッドフォン「SE-MHR5」を参考展示した。特徴は、2万円弱という価格で2.5mm 4極のバランスケーブルが標準で付属すること。AKシリーズユーザーをはじめ、バランス接続に興味のある人にとって注目のヘッドフォンといえる。
この「SE-MHR5」、11月下旬にプレス発表を行ったが、製品の出荷は2016年2月と少し先になっている。事情をたずねると、当初の予定では12月発売だったが、音質チューニングに時間がかかり、発売時期を延ばしたという。「今回はハイレゾの入門に適した製品として設計しました。ハイレゾ的にはクリアな音が好まれますが、入門の方々はパワー感も求められる傾向にあり、その両立が難しい。入門の方はもちろん、これまでハイレゾを聞いてきた方にも納得してもらえるチューニングを目指して頑張っています」(設計を担当したオンキヨー&パイオニアイノベーションズの早川正宏氏)。
女性に使ってほしい、Made in 大阪のヘッドフォン
大阪・八尾に本拠を構えるサトレックスは、まぶしい赤とズシリと分厚いアルミのヘッドフォンを参考展示した。いずれも同社のベーシックラインアップ「DH291-A1」のカスタムモデルだ。
深い赤の「DH291-A1R」は、ドライバーなどの基本構成はベースモデルと変わらないが、手の込んだ2層の塗装を施している。高級車の塗装を思わせる、マイカのようなきらめくを放つ上品な仕上げだ。色を選択した同社の岡野真弓氏によると、色の名前は赤ではなく、椿を意味する「カメリア」だという。ベースモデルは1万4800円だが、販売価格は1万5000円前後を目指している。「 DH291-A1Rはユーザーの要望を受けて企画したもので、色の選定と仕上げにはかなりこだわりました。塗装はベースの赤の上に赤色のラメ塗装を重ねています」(岡野氏)
「DH291-A1 Metal Model」も基本構成はベースモデルと同じだが、こちらはハウジングとドライバープレートにアルミを使用した豪華なモデルだ。とくにハウジングは分厚いアルミの塊から削り出しで作った贅沢な作り。実際に持ってみるとズシリと重い。参考出展なので販売の予定はまだ立っていないが、実際に売るとなると価格はベースモデルの倍程度になるという。「メタルモデルは、私達ができる範囲で最高の贅沢をしてみた、というコンセプトの製品です。ですがアームの形状などはまだ見直しの余地ありそうです」(岡野氏)
「STAR WARS」モデルが人気
グルーヴの効いたクラブサウンドに定評のあるSMS Audioは、旬の映画「STAR WARS」コラボ製品を展示した。ダース・ベイダーをはじめ、ルーク・スカイウォーカー、R2-D2などの人気キャラクターをデザインした「STREET by 50(オンイヤー)『スターウォーズ』」がずらりと並ぶ。以前からロゴ風味のダース・ベイダー卿があしらわれたものを含む4種類を「ファーストエディション」として展開していた同社だが、今回は今年11月に国内で発売されたばかりの、R2-D2デザインを含む「セカンドエディション」4種類をくわえた。
同ブランドを取り扱うモダニティの桜井洋平氏によると、映画公開で引き合いが多いため、2万2680円という強気な価格設定にも関わらず市場在庫はほとんどない状態だという。
「SMS Audioはルーカス・フィルムを抱えるディズニーの公式パートナーで、カリフォルニアのディズニーワールドなどでも同社のモデルが採用されています。作りは非常にしっかりしていて、スター・ウォーズファンの方にも喜んでもらえると自負しています」(桜井氏)
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