Hi-Fiオーディオの選択肢を増やす――テクニクスの「GRAND CLASS」にスタンダードモデルが登場
テクニクスは3月21日、Hi-Fiオーディオの新製品として、上位シリーズ「GRAND CLASS」のスタンダードモデルを発表した。アナログターンテーブル「SL-1200GR」、ステレオインテグレーテッドアンプ「SU-G700」、スピーカーシステム「SB-G90」の3機種をラインアップ、いずれも5月19日に発売する。価格はSL-1200GRが14万8000円(税別)、SU-G700が23万円、SB-G90は24万9000円(1本)。
SL-1200GRは、2016年に発売した「SL-1200G」の技術を継承しつつ、価格は大幅に引き下げたスタンダードモデルだ。シングルローター型のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターをはじめ、2層構造のプラッターと筐体(きょうたい)、アルミ製のトーンアームなどを新開発し、コストを抑えながら上位機に迫る性能と音質を実現したという。価格が下がったことで「DJシーンでも活躍すると期待している」(同社)。回転数は33 1/3、45、78rpm/min。ワウ・フラッターは0.025%。
SU-G700は、フルデジタルアンプ「JENO Engine」を採用したプリメインアンプ。JENO Engineのほか、使用するスピーカーの位相・振幅特性に合わせてアンプの特性を調整する付加適合アルゴリズム「LAPC」といった技術を最上位モデル「R1シリーズ」から継承した。また筐体の3分割構造や電源部をボックス構造でシールドするノイズ対策などにより、「低ノイズで純度の高い再生音を目指した」(同社)という。
PCを接続するUSB入力も装備。リニアPCMなら最大384kHz/32bit、DSDも11.2MHzまで対応する。また同軸デジタルは最大192kHz/24bit、光デジタルは最大96kHz/24bit対応と入力はハイレゾ音源再生をカバー。もちろんアナログ入力にはPHONO(MM)も備えている。
スピーカーシステムのSB-G90は、リファレンスシリーズをコンパクトにしたようなトールボーイスピーカーだ。中高音を担当するのは、点音源を目指した同軸2Wayユニットで、2つのウーファーと組み合わせた3Way4スピーカー構成。またキャビネットの内側にスピーカーユニットを裏から支えるサブバッフルを設け、ユニットの重心を固定する「重心マウント構造」が特徴となる。「一般的なスピーカーはユニットがバッフル板に固定されているが、ユニット自身の振動で音のにごりが発生しがち。ユニットの重心を位置で固定、支持することで不要な揺れを低減し、音のにごりを抑える」(同社)
このほか、キャビネットも水平補強板を組み合わせたクロス構造により高い剛性を実現。「明瞭な音像定位と自然な音の中高域、低歪みかつレスポンスに優れた低域が特徴」(同社)としている。
パナソニックでは、昨今のアナログレコード人気に触れ、「一過性のブームではなく、着実な広がりを見せている」と分析。ハイレゾ音源とアナログレコードという“高音質メディア”に対応するHi-Fiオーディオ機器を拡充するという。「最高クラスの高音質システムをより幅広いユーザーに提供する」(同社)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
9
Discord、公開サーバの会話をGoogle検索などの対象に プライバシーへの懸念も
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR