仮想通貨の不正出金に“補償” 大手取引所2社が国内初
国内大手の仮想通貨取引所bitFlyer(東京都港区)とコインチェック(渋谷区)は6月1日、利用者がメールアドレスやパスワードなどを盗まれ、不正に仮想通貨を出金された場合に補償金を支払うサービスを始めると発表した。同様のサービスは国内初(bitFlyer調べ)という。
bitFlyerは同日からサービスを提供。不正出金が発生した時点で、預かり資金の合計(円換算)が100万円以上の場合は500万円を、それ以下は10万円を補償する。補償対象者は、ログイン時・出金時に二段階認証を実施していることなどが条件。同社が三井住友海上火災保険と保険契約を結び、サービスを実現した。
コインチェックも同様のサービスを6月中に始める。東京海上日動火災保険と契約を結び、最大100万円を補償するという。
「ビットコイン」をはじめとする仮想通貨の取引高は、年々増加傾向にある。市場調査会社シード・プランニングの調査結果によれば、16年上半期の取引高は約780万ビットコインだったが、下半期はその2倍以上の約1830万ビットコインに上っている(日本円でビットコインを取引できる取引所が調査対象)。
今年4月1日には改正資金決済法が施行され、仮想通貨を取り扱う「仮想通貨交換業者」を登録制にするなどの規制が盛り込まれた。取引の安全性が高まることで普及が期待される一方、手口が巧妙化するID・パスワードの盗難、不正利用への対応が課題になっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR