Gmailの障害原因が明らかに 設定変更に“副作用”
Googleが運営するメールサービス「Gmail」やオンラインストレージサービス「Google ドライブ」で3月12日(米国時間)、ファイルを添付したメールが送受信しづらかったり、保存したファイルが開きにくかったりする障害が発生した件で、同社が14日、詳しい原因を明らかにした。
Googleによれば、障害は12日午後6時40分~午後10時50分(米国時間)に発生。Google内部で画像や音声などのマルチメディアオブジェクト(BLOB:Binary Large OBject)を管理しているストレージサービスでトラブルが起きたことが原因という。BLOBストレージサービスを活用しているGmail、Google ドライブなど「利用者にも見えるサービスでもエラーが生じた」(同社)としている。
同社は11日、内部BLOBサービスで使用しているメタデータ向けのストレージリソースが逼迫(ひっぱく)していると分かり、12日にリソース使用量を減らすため、設定変更を行った。しかし、この変更は、BLOBデータのありかを探すシステムの重要な部分に高い負荷がかかってしまう――という副作用があり、障害の根本的な原因になったとしている。
12日午後6時56分、設定変更の作業を中止。障害から回復するため、BLOBサービスへのトラフィックレベルを手動で減らしたという。同社は今後、システムの主要部分に高い負荷がかかるような設定変更を行わないよう、ソフトウェアによる対策を施すなど、改善に努めるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
7
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR