ソフトバンク、東京・竹芝地区をスマートシティー化へ センサーで不審者や混雑状況を検知
ソフトバンクは7月9日、東京都・竹芝地区(港区海岸1丁目)の街づくりの一環で、同地区のスマートシティー化を推進すると発表した。AI・IoT・ロボティクスといったテクノロジーを活用し、防犯や混雑緩和などにつなげるという。同地区の開発計画を手掛ける東急不動産と提携し、各所に多数のカメラやIoTセンサーを設置するなど準備を進め、2020年に開業する予定だ。
地区内の各種センサーからは、気温、二酸化炭素濃度、人の流れ、設備の不具合、公共交通機関の運行状況――といったデータをリアルタイムで収集。地区全体の安全性・利便性の向上に生かすという。
具体的には、(1)映像解析やセンシングによって不審者を検知し、最も近くにいる警備員のスマホに自動で対応依頼を送る、(2)飲食店の空席状況をアプリで確認できるようにして混雑を防ぐ、(3)公共交通機関の遅延を検知し、最適な交通手段を地区内のサイネージなどに表示する――といった施策を想定している。
同地区にはこの他、モビリティ、AR、VR、ドローンなどのテクノロジーも取り入れる予定。ソフトバンク・東急不動産と提携し、テクノロジーを活用した地域課題の解決に取り組む企業や団体も募集するという。
竹芝地区は国家戦略特区に指定されており、現在は業務棟や住宅棟を含む約20万平方メートルのエリアを再開発し、国際的なビジネス拠点にする計画が進んでいる。ソフトバンクも20年中にオフィスビルを同地区に移転し、顔認証を活用した入館システムなどを実装する他、ビル内に5Gネットワークを整備する方針だ。
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