アルミの270分の1 とても軽い電磁波遮蔽材料をパナソニック、JAXAなど開発へ 人工衛星などに
パナソニック インダストリーは8月25日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)などと共同で人工衛星に使う「超軽量電磁波遮断材料」の共同研究を始めたと発表した。2024年の実用化を目指す。
パナソニック インダストリーの他、名古屋大学、山形大学、秋田大学が参画。名古屋大学の研究によるカーボンナノチューブを用いた超軽量材料と、パナソニック インダストリーが持つ熱硬化性樹脂の配合設計を組み合わせ、アルミニウムの270分の1の軽さで同等の電磁波遮蔽性能を持つ新材料を開発する。
新材料は材料の組成を変えて遮蔽する電磁波の周波数帯域を設定できる他、電磁波吸収性能もありデバイスの特性劣化を抑える効果も。このため人工衛星の他、ドローンなど電動航空機分野、5G/6Gの基地局など次世代高速通信といった幅広い機器に応用できるとしている。
共同研究は、将来の宇宙探査への応用と地上における事業化の両立を目的として2015年に設置した「JAXA宇宙探査イノベーションハブ」で行う。期間は24年6月まで。
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