衛星と直接通信できるスマホ登場 ファーウェイが「Mate 50」発表
中国ファーウェイは9月6日、新型スマートフォン「Mate 50/50 Pro」を発表した。Mate 50には、衛星と直接通信できる機能が搭載されており、衛星を介してメッセージと位置情報を送信することができるという。
衛星通信は、中国が2012年から運用している衛星測位システム「北斗」を介したもの。北斗衛星は、GPSなどと異なり、地上機器からの信号の送信も可能で、Mate 50は、Changlianアプリを使いメッセージと位置情報の送信に対応。北斗からのメッセージ受信はできないものの、モバイル回線がつながらないエリアでも、緊急時など自身の居場所を伝えることができるという。
なお、衛星通信に関する項目は中国向けのサイトのみに記載されており、グローバル向けの製品紹介ページでは全く触れられていない。そのため、現時点では中国国内のみでのサービス展開になると考えられる。
スマートフォンと衛星の直接通信を巡っては、楽天モバイルと米ASTが共同で低軌道衛星を使ったモバイルネットワークを2023年以降に提供すると発表している他、イーロン・マスク氏率いる米Space Xも通信用衛星「Starlink」をモバイルネットワークとしてスマホと直接通信できるよう、米T-Mobileと共同で「Coverage Above and Beyond」計画を発表するなど、急速に下地が整いつつある。
Mate 50はこの他、Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1(4Gのみ)、メモリ8GB、ストレージ256GBを内蔵。ファーウェイは、Leicaとの提携解消後、スマホのイメージングシステムを「XMAGE」としてリブランドしており、Mate 50シリーズには超広角、広角(可変絞り付き)、望遠のトリプルカメラが搭載されている。OSは「HarmonyOS 3.0」。価格は、Mate 50が4999元(約10万3300円)、Mate 50 Proが6799元(約14万500円)から。
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