インシデント発生時のチーム対応を支援する「Grafana Incident」無料提供 SlackやGitHubなどと連携
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「インシデント発生時のチーム対応を支援する「Grafana Incident」、無料でGrafana Cloudが提供。SlackやGitHubなどと連携」(2022年9月15日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
Grafana Labsは、インシデント発生時にチームでのインシデント対応を支援するクラウドサービス「Grafana Incident」をGrafana Cloudで無料提供することを発表しました。
システム運用中に何らかのインシデントが発生した場合、インシデントの状態把握、原因の調査、インシデントからの復旧、ユーザーや関係者への報告など、それぞれの役割をアサインされた担当者がチームとなってインシデント対応にあたることになります。
Grafana Incidentは、これらのインシデント時に要求される担当者のアサインとそれぞれの業務の支援、進捗の共有などを支援し管理できるクラウドサービスです。
インシデント宣言、専用会議室の設定、担当者のアサイン、タスク管理など
Grafana Incident上でインシデント発生が宣言されると、自動的にそのインシデント専用のZoomやGoogle Meetのオンライン会議室、Slackの専用チャンネル、Google Driveのフォルダなどが設定され、調査担当、管理者(Commander)など担当者のアサインも行うことになります。
また、チャットボットがGrafana Incidentのコマンドライン上で関連するダッシュボードへのリンクを投稿。GitHub Issueと同期し、Grafana Incident上でIssueの状況も把握できます。
管理者はタスクマネージャを利用して各担当者へタスクを割り振り、タスクの進捗を管理できます。
これらの機能によってタスクの管理と進捗、インシデントの状況などをGrafana Incidentで管理できるとともに、Grafana Incident上では「Activity timeline」と呼ばれる機能で、何が起きているのか、何が行われているのかが時系列でまとめられます。これにより途中からインシデント対応チームに参加したメンバーもこれまでの経緯を容易に把握可能です。
インシデントが解消した後は、ポストモーテム(事後検証)プレゼンテーション機能が、インシデントの振り返りとまとめを支援してくれます。
Grafana IncidentはGrafana Cloudのフリーティアを含めた全てのユーザーが無料で利用できるとのことです。インシデント対応のベストプラクティスを体験し、参考にできるサービスではないでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
2
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
【復旧】auで通信障害 全国の5G SA契約者の一部で
-
7
KDDI、東日本エリアで一時通信障害 ドコモ・ソフトバンクに続き連日で発生
-
8
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR