国産量子コンピュータ3号機稼働 部品は「できるだけ国産」 クラウドサービスも始動
大阪大学量子情報・量子生命研究センターの北川勝浩センター長などからなる研究チームは12月20日、国産第3号機となる量子コンピュータの稼働を始めたと発表した。22日には、同コンピュータの性能をクラウド経由で使えるサービスも始める。
3号機は、理研が3月に公開した初号機に対し、部品をできるだけ国産部品に置き換える「テストベッド」(試験機、実証機)の役割を持つ。チップは初号機と同じく、理研が提供した64量子ビットチップを利用。電源など初号機で海外産の部品を使っていた箇所は、できるだけ国産の部品に置き換えたという。
一方で、制御装置やシステムは改善しており「冷凍機(動作に必要な低温環境を実現する機器)を除く多くの部品を置き換えても十分高い性能を引き出せることを確認した」(研究チーム)としている。
クラウドサービスは、まず阪大などが参加するコンソーシアムによるグループワークの受講者に向け提供。小規模な試験などから提供を進め、順次大規模化する。
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