小惑星リュウグウの砂つぶに“塩の結晶”発見
京都大学や東北大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームは、小惑星探査機「はやぶさ 2」が回収した小惑星リュウグウの砂つぶから、微小な塩の結晶を発見したと発表した。
リュウグウの砂つぶを電子顕微鏡で分析・観察した結果、ナトリウム炭酸塩、岩塩、硫酸塩を含む塩の結晶が見つかった。
リュウグウの母体となる天体を流れた塩水が蒸発または凍結した際に、塩の結晶が成長したと考えられる。
現在のリュウグウは液体で満たされておらず、母天体からどのように液体が失われたのかは謎。塩の結晶は、液体の水が消えた道筋を示した初めての証拠でもあるという。
この発見は、同じく塩類が見つかっている海洋天体(木星の衛星エウロパや土星の衛星エンセラダスなど)とリュウグウの水の環境とを比較する研究につながるとしている。
研究成果は、11月19日付で科学誌「Nature Astronomy」に掲載された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
5
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR