Apple Card、発行元をGoldman SachsからJPMorgan Chaseへ移行
米Appleは1月7日(現地時間)、同社が提供するクレジットカードサービス「Apple Card」の新たな発行元として、米銀行最大手のJPMorgan Chase(以下「Chase」)を採用したと発表した。2019年のサービス開始から提携してきた米Goldman Sachsとの契約を解消し、パートナーシップを全面的に移行する方針だ。
この移行作業には今後約24カ月を要する見通しで、既存ユーザーの口座や残高などは段階的にChaseのプラットフォームへと引き継がれる。
Apple CardはiPhoneの「ウォレット」アプリと密接に連携したクレジットカードで、利用手数料の無料化やプライバシー保護、簡便な家計管理機能を特徴としている。決済ごとにキャッシュバックが得られる「Daily Cash」などの特典も備えており、物理的なチタン製カードの発行も可能だが、基本的にはデジタルファーストの体験を重視している。提供地域は米国のみに限定されており、日本を含む米国外での展開はしていない。
今回のパートナー変更は、一般消費者金融事業からの撤退を進めるGoldman Sachsの経営方針を受けた戦略的な修正とみられる。新パートナーのChaseは全米最大の顧客基盤を持ち、日本を含む世界主要60カ国以上に拠点を持っている。
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