「まんが日本昔ばなし」公式サイト公開、“遺跡発掘のように"手作業でデジタル化 「こんな時代だからこそ」共創パートナー募集
「こんな時代だからこそ、日本がゆっくりと育んできた大切な文化を、未来へつなげるために」――「まんが日本昔ばなし」の公式サイトが公開された。同作品を通じてともに未来を描く企業やクリエイターも募集している。
今後はAIを活用し、故・市原悦子さん、常田富士男さんの懐かしい声による多言語吹き替え版を用意するなど、文化を後世につなげる活動を計画している。
同シリーズの著作権を管理する愛企画センターによると、「作品を適正に運用する体制を整え直すことで、文化の灯を絶やすことなく未来へと継承していくべく」、地道な活動を続けてきたという。
まずは長年、倉庫に眠っていた膨大な数のフィルムや貴重な原画を回収し、遺跡発掘のように丁寧に整理し直しながら、適切な環境下に移送。新たな管理体制を敷いた。
1470本に及ぶ作品のアナログデータを一つ一つデジタルに変換する作業も手弁当で行い、2025年、公式YouTubeチャンネルでの動画公開にこぎ着けた。
公式サイトでは、登場人物やジャンルごとの味わい方も紹介。今後のアップデートで伝承地にまつわる知識を届けるなど、時代に即した形で作品を知ってもらう機会をつくる。Xの公式アカウントを通じて作品を丁寧に紹介し直している。
“語り部”を務めた市原さん、常田さんの声による多言語での吹き替え版を、AI技術を活用して用意する予定。「世界中の人々に日本を知っていただくための『やさしい教科書』として活用いただけるような展開も準備している」という。
「まんが日本昔ばなし」を通じてともに未来を描く企業やクリエイターを募っている。「こんな時代だからこそ、日本が育んできた大切な文化を、未来へつなげるために。皆様のご連絡やご相談を、お待ちしております」。
まんが日本昔ばなしは、日本各地に伝わる昔話を紹介するアニメーション番組。1975年から1994年までTBS系列で放送していた。2026年3月20日から、CS「キッズステーション」で放送を始める予定。
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