Linux Foundation、AI時代のOSSセキュリティ強化に1250万ドルの助成金をGoogleなど6社から獲得
Linux推進団体のLinux Foundationは3月17日(米太平洋時間)、Anthropic、AWS、GitHub、Google、Google DeepMind、Microsoft、OpenAIから総額1250万ドル(約19億9000万円)の助成金を受け取ったと発表した。資金は、同財団のオープンソースセキュリティ関連プロジェクト「Alpha-Omega」と「OpenSSF」が管理し、オープンソースソフトウェア(OSS)のセキュリティ強化に充てる方針だ。
近年はAIの進化により、OSSの脆弱性発見の速度と規模が大きく拡大している。一方で、保守担当者には、AIなどの自動化システムが生成した大量のセキュリティ報告を仕分けし、修正につなげるための人員やツールが不足している。今回の資金で、保守担当者やコミュニティと連携しながら、新たなセキュリティ機能を既存の開発ワークフローに沿った形で活用できるようにし、継続的な対策を支援していく。
Googleは公式ブログで、この拠出はLinux Foundationの「Alpha-Omega Project」の創設メンバーとして行うものだと説明した。資金は、AI主導の新たな脅威に対して保守担当者が先回りできるようにするほか、脆弱性の発見だけでなく修正の実装まで支援し、高度なセキュリティツールを保守担当者が直接使えるようにすることを目的としているという。
またGoogleは、自社ではGoogle DeepMindのAIツール「Big Sleep」や「CodeMender」を活用し、複雑なシステムの脆弱性発見や修正で成果を上げているとした。こうしたAI活用をオープンソースにも広げることで、より広いソフトウェア基盤の安全性向上につなげたい考えだ。
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