Roblox、子供向け専用アカウント導入へ 年齢に応じコンテンツを自動制限
ゲームの作成・共有プラットフォーム「Roblox」(ロブロックス)を運営する米Robloxは4月13日(現地時間)、子供向けアカウント「Roblox Kids」と未成年向けアカウント「Roblox Select」を導入すると発表した。導入時期は6月初旬で、16歳未満の利用者について、年齢に応じて閲覧できるコンテンツやコミュニケーション設定、保護者向け管理機能を変更する。16歳以上の年齢確認済みユーザーの利用体験は変わらないとしている。
Roblox Kidsは5~8歳向けで、Robloxの年齢確認システム、または確認済みの保護者によってこの年齢帯と判断されたユーザーに自動で割り当てられる。利用できるのは「Minimal」または「Mild」のコンテンツ評価(レーティング)を受けた一部のゲームに限られ、コミュニケーション機能は既定で無効になる。Roblox Selectは9~15歳向けで、利用できるゲームは「Moderate」まで広がる。
これらのアカウント種別が分かるよう、見た目にも専用の表示を採用する。9歳になるとKidsからSelectへ、16歳になると標準アカウントへ自動移行する。年齢確認をまだ終えていないユーザーは、当面「Minimal」「Mild」相当のゲームに限られ、コミュニケーション機能も使えない。
年齢確認方法は、「グローバルな年齢確認技術」または確認済み保護者による判定を採用する。最も速い方法は端末のカメラを使う「Facial Age Estimation」で、自分の顔年齢推定のほか、政府発行IDによる本人確認、保護者向け管理機能を通じた子供の年齢確認も使えるとしている。同社によると、全世界で1億4400万人いるDAU(デイリーアクティブユーザー)のうち、50%以上が年齢確認を完了しているという。
対象ゲームは、開発者がID確認を完了し、2段階認証を有効にし、Roblox Plusの有料会員であることに加え、16歳以上のユーザーによる実際の遊ばれ方や通報状況を基にした継続評価を受ける必要がある。さらにゲームごとに成熟度ラベルを付与し、「センシティブな問題」を扱うものや、交流中心のソーシャルハングアウト、自由描画型ゲームは、KidsやSelect向けから既定で除外する。保護者向けには、15歳まで個別ゲームのブロックやダイレクトチャット設定の管理を継続できるほか、既定では使えない特定ゲームを個別承認できる新機能も追加する。
米Reutersは、Robloxがこうした年齢別アカウントを新設する理由について、同社が近年、子供を性的捕食者や搾取から十分に守れていないとの批判を世界各国の政府から強く受けてきたためと報じている。
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