LINEパスワードが意図せず上書きされる不具合 入力ミスが新パスワードに……約1年間続く
LINEヤフーは4月21日、有料会員制度「LYPプレミアム」のサービスで、100GBのストレージを提供する「プレミアムバックアップ」利用開始時に、LINEアカウントのパスワードが意図せず書き換わる不具合が、約1年間にわたって発生していたと発表した。
パスワード確認画面で誤ったパスワードを入力した場合、画面上は認証失敗と表示されるにもかかわらず、システム上では誤入力がそのまま新パスワードとして登録されていたという。
これにより、ユーザーが認識しているパスワードでログインできなくなったり、端末変更時にバックアップデータを復元できなくなったりしていた可能性がある。
不具合は、2025年4月17日から、修正が完了する2026年4月2日までの約1年間にわたって発生。
原因は、プレミアムバックアップ利用開始時に行うLINEアカウントのパスワード確認処理に不具合があり、一部条件下で、入力されたパスワードが正しくない場合でも、システム上で更新処理が進んでしまう状態になっていたこと。パスワードと連動する「マスターキー」(復元に必要なキーで、システム上で管理しているもの)も同時に更新されていたという。
対象の期間にプレミアムバックアップを利用開始し、パスワードを入力したユーザーに対して、パスワードの再設定を呼び掛けている。
ログイン中の端末には、プレミアムバックアップの復元に必要な情報が保持されている。誤って更新されたパスワードをログイン中の端末から再設定せず、機種変更に伴うデータ移行を行った場合、プレミアムバックアップを利用したデータを復元できない可能性があるという。
影響を受けた可能性のあるユーザーには、「LYPプレミアムお知らせ」のLINE公式アカウントから個別に通知した。パスワードやバックアップデータの漏えいは現時点で確認されていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
4
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
5
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
6
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
7
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
-
8
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
9
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR