Amazon決算、AWS売上高28%増で成長率が過去15四半期最速に Anthropicの投資益で純利益は大幅増
米Amazonは4月29日(現地時間)、2026年第1四半期(1月~3月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比17%増の1815億1900万ドル、営業利益は29.6%増の238億5200万ドルだった。純利益は77%増の302億5500万ドル(1株当たり2.78ドル)だった。この純利益には、米Anthropicへの投資に関連する168億ドルの税引前評価益が含まれている。
クラウド部門であるAWSの売上高は、28%増の375億8700万ドル、営業利益は141億6100万ドルだった。アンディ・ジャシーCEOは業績発表後の電話会見で、AWSの成長率が過去15四半期で最速となり、年間収益ランレートが1500億ドルに達したと強調した。また、GravitonやTrainiumなどの自社開発チップ事業の年間収益ランレートが200億ドルを突破し、前年比で3桁の成長を遂げていると語った。
ジャシー氏は電話会見で、AWSの第1四半期のバックログが3640億ドルに達したと語り、これに加えてAnthropicと1000億ドル以上の契約を結んだことにも言及した。さらに同氏は、将来的にすべての顧客体験がAIによって根本的に再構築されるという見通しを示し、新たな体験の発明に向けた取り組みを社内で進めていると語った。
4月~6月期の見通しについては、売上高を1940億~1990億ドル、営業利益を200億~240億ドルと予測している。
AI関連の需要に応えるための設備投資は拡大している。ブライアン・オルサフスキーCFOは第1四半期の現金ベースの設備投資が432億ドルに上り、その大部分がAWSと生成AIに向けられたと説明した。ジャシー氏は、こうしたAIへの巨額投資が短期的にはフリーキャッシュフローに影響を与える可能性があるものの、長期的には強力な投資利益率とフリーキャッシュフローをもたらすと自信を示している。
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