アイリスオーヤマ、コメ生産に参入 長期目標1000ha、ドローン活用も
アイリスオーヤマ(仙台市)は5月12日、農業に本格参入しコメの生産に乗り出すと発表した。農地を借り受け、グループの従業員が担い手となる。収穫したコメは自社で精米し、パックご飯に加工して販売する。
26年度は宮城県丸森町で22haで事業を開始。多収品種を栽培し、国内向けのパックご飯に利用する。5年後には全国で200ha規模にまで展開。将来的には1000haまで拡大する長期目標を掲げた。
グループの従業員が農作業に従事する。農閑期にはグループ内で別の業務に当たるなど、人材を有効活用する。事業が拡大した際には、社内で公募するなどして増員を図る。
グループの資金力を生かし、農機具や資材も自社で調達する。ドローン(無人機)などの最先端技術を使った農業のデジタル化にも取り組むとしている。
コメの生産から精米、加工、販売までを一気通貫で担うことで食品事業を強化する狙いがある。パックご飯の輸出拡大なども視野に入れる。
アイリスオーヤマは東日本大震災からの復興支援として13年に精米事業に参入。福島県では営農再開支援事業も手掛けている。
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