「エアコンをつけるほどではない日」のデスクワークは足元で対策 温風・涼風を出せる山善のフットレストを試す(2/2 ページ)

HOTは小まめに使う。洗えるのもいい

 温風は靴下を履いて試しました。電源を入れてから2分ほどすると、足乗せパネルの上の方からじわじわと温かくなってきます。部屋を暖めるヒーターのように、温風が一気に出るわけではありません。だからこそ、PC作業中に足元だけ温めるものとして、ちょうどいい感じでした。

 温風の上限は約60度で、消費電力は210Wです。山善の試算によると、電気料金目安単価を31円/kWhとして計算した場合、1時間当たりの電気代は約6.6円。部屋を暖めるためのセラミックヒーターと同じように使うものではありませんが、足元だけでいいなら、このくらいの消費電力で済むのはいいところです。

靴下を履いて足乗せパネルを使う様子

 実際には、温まったら一度オフにして、また寒くなったらオンにする使い方が自分には合っていました。足元が温まれば、それで十分。ずっとつけっぱなしにするよりも、必要なときだけ使う方が、この製品の性格にも合っています。

 その使い方をしていると、足先で操作できることがかなり効いてきます。左のボタンは温風と涼風の切り替え、右のボタンは電源のオン/オフです。温まったからオフ、また寒くなったからオン。キーボードから手を離さず、机の下へ手を伸ばすこともなく、右足を少し動かすだけで済みます。これなら、小まめなオン・オフも面倒に感じません。

靴下のまま右足でON/OFFボタンを押す

 素足を置くことがあるので、足乗せパネルと底面カバーを水洗いできることは重要です。しかも、パネルは簡単に外せました。洗えると書いてあっても、取り外しが面倒だと、つい後回しにしてしまいます。その点、この作りなら、汚れが気になったときに洗う気になります。

本体から外した足乗せパネル

 温風と涼風が使えるフットレストという製品ですが、使ってみて分かったのは、温風と涼風がなくても、このフットレストはかなり便利だということです。足を置く場所があって、必要なときには温めたり、風を送ったりできる。エアコンをつけるほどではない日の足元には、これくらいがちょうどいいのかもしれません。なお、価格はオープンで、メーカー参考価格は6980円となっています。

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この記事の著者

いしたにまさき
いしたにまさき

ブロガー、ライター、アドバイザー、プロダクトデザイナー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。ひらくPCバッグシリーズのデザインにて、2016年グッドデザイン賞受賞。

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