デジカメ関連市場、2006年に3.2兆円に
富士経済は6月8日、デジタルカメラ関連ビジネス市場調査結果をまとめた。2003年の市場規模は2兆6278億円と前年比23%増。2006年には2003年比22%増の3兆2000億円規模に成長すると予測した。
このうちカメラ付き携帯電話は、2003年には1兆3440億円と前年比20%増。だが2006年予測は1兆4000億円、2003年比4%増にとどまる見通しだ。既にカメラ搭載が普通になったため新規需要が大きくは見込めず、機能の高度化などで市場は緩やかに拡大すると予測している。
また電子ビューファインダー搭載の「ネオ一眼レフカメラ」はコンパクトデジタルカメラの最上位機種として昨年から各社が相次ぎ投入。2003年は27万台と前年比2.7倍に伸び、2004年は35万台と3割増しを見込んでいる。ただハイエンドユーザーを対象とした製品の性格上、2005年の40万台をピークに横ばいになると予測した。
ネット経由のプリントサービスは2003年は29億円と市場全体から見た金額は少ないものの、前年比263%増と大幅に成長。2006年は44億円と2003年比52%増の予測だ。今後は女性や高齢者などが分かりやすいシステム作りやセキュリティ対策による安心感の向上が課題だと指摘している。
デジタルカメラ本体の市場規模は2003年で2424億円(前年比14%増)、2006年は2393億円(2003年比1%減)。低価格化が進み、金額ベースでは2003年をピークにほぼ横ばいで推移するとみている。関連製品ではメモリカードの成長が著しく、また安価なレンズ交換式デジタル一眼レフの登場で交換レンズ販売が回復しつつある。
調査結果は「2004デジタルカメラ関連ビジネスの全貌」として出版する。A4判、260ページ。10万円(税込み)。
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