EU、バイオメトリクス搭載パスポートの採用で前進
欧州連合(EU)は加盟国のパスポートに生体認証を含める計画を進めている。2008年までに、パスポートに指紋を含むバイオメトリクスのデータが含まれる見込みだ。ただし、EUの公式筋では指紋データを必須とするかどうかについては検討中だという。
欧州議会は12月2日、カルロス・コエルホ・レポートと呼ばれる報告書を承認した。この報告書は欧州委員会が発行したもので、EUのパスポートに使われるセキュリティ機能に関する標準規定の必要性を訴えている。この報告書では顔面認識による認証を提言している。バイオメトリクスの指紋認証を使用するかどうかについては参加国が選べるようになっている。
コエルホ・レポートは欧州議会の471議員の賛成により採択された。反対票は118票だったという。EU閣僚会議はこの条例を3日に承認する見込みだが、指紋認証を必須とする予定だ。
立法化に関しては2005年1月のEUの別の委員会で実装に関する詳細が2カ月にわたって議論される。検討終了後18カ月で顔面認証のパスポート組み込みが開始され、バイオメトリクス指紋認証が搭載されるには36カ月を要する。
英国は来年からバイオメトリクス顔面認証をパスポートに組み込むことを既に決定しており、デンマークは欧州委員会の決定後6カ月以内にこの法案の採択を決める予定だ。英国、アイルランド、デンマークはEUの加盟国ではあるが、法案の実施に関しては特殊な取り決めがある。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR