BSデジタル普及世帯は約722万世帯に

[ITmedia]

　NHKは12月3日、11月末時点のBSデジタル放送の普及状況（速報値）を発表した。

　これによると、11月末現在のBSデジタル放送普及世帯は約722万世帯。11月は約29万世帯増加し、ひと月の伸びとしては過去最高となった。例年、12月は最も普及が延びる傾向がみられ、年末商戦が本格化するなか、年内に750万世帯を突破するのではないかと見られる。

　BSデジタル受信機で見ると、11月は約29万台増で約446万台。内訳は、BSデジタルチューナー約106万台(11月は約1万台増）、デジタルハイビジョンテレビ約163万台（同約4万台増）、チューナー内蔵PDPなどが約177万台（同約16万台増）となっている。

　また、ケーブルテレビで視聴している世帯は、約8万世帯増の約276万世帯で、内アナログでの視聴が約192万世帯、デジタルでの視聴が約84万世帯となった。

　なお、11月のBSアンテナの出荷状況は約7万台となっている。