気になる地域を登録しておけば、地域密着型のお役立ち口コミ情報が入手できるLococom。招待なしでも参加することができる。仲間とのコミュニケーションはもちろんのこと、家計簿やスケジュールの管理もバッチリできてしまうところが従来のSNSとの違い。都内で働くOL兼主婦・吉崎ミキさんが使ってみると……。
今最も注目を集めるインターネットサービス「SNS」。このホットな分野に、不動産情報サイト「HOME'S(ホームズ)」で有名なネクストが参入。地域情報をコアとした“LNC”をキーワードに、コミュニティサイト「Lococom(ロココム)」をスタートする。SNSの課題とは何なのか、これからのコミュニティのあり方とは?
SNSとしての基本機能に加え、家計簿やスケジューラといった「自己管理機能」、地域の情報をユーザーが寄せる地域コミュニティ「My Town」、地域のお店が利用する「店ブログ」を持つLococom(ロココム)。その魅力とは?
「なあに? Lococomって。ほかのSNSと何が違うの?」
私にとってLococomは、夫から突然招待メールが来たSNSの1つ。彼は新しもの好きだから、面白そうな製品やサービスをどこかで見つけてきては、その都度私を誘ってくれる。それはうれしいのだけれど、結局はどのSNSも似たような機能ばっかりで……。
「まぁまぁ、そう言わずにしばらく使ってみてよ。ほかのSNSとは全然違うんだから!」
とは、夫の弁。
仲間内で行っている毎年恒例の忘年会や新年会、今年はLococomを使って場所や日程の調整をする心づもりらしい。どうやら夫は、設定した地域の口コミ情報が手に入りやすいこと、スケジュール機能が充実している点を大いに評価しているようだ。気に入ったサービスはとことん使い続ける彼がそこまで強力にプッシュするくらいだから、ちょっと期待できるのかも!?
トップページを眺めてみると、明らかにLococomでしか見られない記述を発見した。「地域の最新口コミ・質問」という項目だ。あ、これはさっき設定画面で登録した勤務地が「Working」、関心のある地域が「Interesting」として表されるのね。
私が気に入ったのは、「みんなでつくるエリアガイド」。「よく行く喫茶店やオススメの温かい飲み物は?」「旅行に必ず持っていくものは?」などの親しみやすいお題を投げかけてくれているから、ついつい自分の知っていることをみんなに教えたくなってしまう。ほかの投稿にも「そのお店、いいよね! 私のお勧めメニューは……」なんて反応しちゃった。
そうそう、私が書き込んだ口コミもすぐにコメントが付いていたの。友達が少ないからつまらないとか、日記に書き込むネタがなくて困ったってことがなくなりそう。
「みんなでつくるエリアガイド」は、国内の市区郡や海外の主要都市に対して、与えられたお題に答える形で口コミ情報を投稿できる形式のサービスだ。エリアガイドに限らず、My Townへの口コミ情報の投稿は、具体的な場所が決まっていれば、地図上で場所を指定した上での投稿もできる。
あら、トップページにはその日のスケジュールが表示されているのね。いつもはPCにインストールされているスケジューラーで管理しているけど、携帯電話から予定を書き込めるなら、出先での打ち合わせで決まった約束や次回ミーティングなどの日程は、携帯電話からLococomに登録しておけば安心ね。
へぇ、記入したスケジュールはみんなで共有できるんだ。場所を記した地図も表示できるから、待ち合わせ場所の指定にも使えそう。なにより、最近忘れっぽい私には、お知らせメール機能が大活躍する予感……。
ランチが終わってお茶しながらLococomを見ていたら、驚いてしまったことがある。Lococomって、「家計簿」や「アドレス」も管理できるのね。特に気になるのが「家計簿」機能。毎日の現金支出だけじゃなくて、毎月の収入や貯蓄も管理できる本格派で、携帯電話からも登録できるみたい。実は、ランチに結構お金がかかるのがちょっと気になっていたのよね。仕事で移動したときの交通費も、携帯電話からLococomにアクセスして記入すれば、精算が楽になるね。
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提供:株式会社ネクスト
制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2006年12月24日