FASTと楽天、モバイル検索で合弁会社
検索技術開発のノルウェーFAST Search&Transferと楽天は8月23日、日本市場でモバイル向けに検索と広告サービスを展開する合弁会社を設立すると発表した。年内に楽天のモバイルサイトに検索サービスを提供するほか、リスティング広告の開発にも着手。外部へのOEM提供も積極化する。
FASTは以前に「alltheweb.com」を運営し、現在は企業向け検索技術開発に専念。「楽天市場」の検索などに採用され、「Googleより上」と技術には自信を持つ(関連記事参照)。両社でノウハウを活用して独自サービスを開発し、今後拡大が見込まれるモバイル検索市場で早期に優位を確立する狙いだ。
新会社「楽天・ファスト・モバイルサーチ」を9月中旬に設立。資本金・資本準備金の合計8億円は両社で折半出資する。楽天は最高経営責任者(CEO)、FASTは最高技術責任者(CTO)を派遣する。
楽天は、自社サービスで採用した実績からFASTの技術を高く評価。モバイル向けサービスのトラフィックは拡大しており、「成長をグローバルにリードしていくためにも、FASTとの戦略的な提携が必要不可欠だと判断した」としている。
新会社には「モバイルテクノロジーセンター」(仮称)を設置。開発した技術・ノウハウを向上させ、海外展開することでモバイル検索で世界的な競争優位を確立したい考えだ。
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