ITmedia女子部に緊急事態発生! イケメンをとらえる“イケメンセンサー”が壊れたようです。どうしよう……。そういえば「ソニー・エクスプローラサイエンス」でセンサーに関する企画展をやっていたような……よし、突撃!
またまたこんにちは。「ITmedia女子部」ことITmedia記者の小笠原と宮本です。ある朝、小笠原がオフィスでこんな悲鳴を上げていました。
小笠原: 宮本さん、イケメンが……イケメンがこの世から消え去りました!
宮本: 何!? どういうこと?
小笠原: 最近、街でイケメンを全く見かけないんです。社内にもいないし……。これは緊急事態です。
宮本: 社内はともかく、街でも全く見かけないとは深刻だね。
小笠原: 小笠原内蔵の“イケメンセンサー”がダメになってきてるのかもしれないです。このままでは生きる楽しみが……
宮本: そういえば、ソニー・エクスプローラサイエンスでセンサーに関する企画展をやってるらしいよ。もしかしたら……
小笠原:「イケメンセンサーもあるかも!? 行くしかありませんね!
「真の3D女子を目指す」と意気込み出かけた前回に続き、突拍子もないことを言い始めた女子部。今回は、イケメンセンサーを探しに東京・お台場の体験型科学館ソニー・エクスプローラサイエンスに向かいます。
科学の原理や、ソニー製品にも応用されている最新技術が学べるソニー・エクスプローラサイエンス。企画展「Sensor in the Life 〜発見! くらしのなかのセンサー技術〜」(8月末まで)では、家電製品などに搭載されているセンサーの仕組みや使い方を体験できるとのこと。お目当ての“イケメンセンサー”はあるのでしょうか。さっそく突撃です!
「王子まだー?」――モノクロの画面に、悲痛なメッセージが光っています。
企画展で女子部が最初に目をつけたのは、リモコンを使ってテレビ画面に文字や絵を描ける装置。ボタンを押しながらリモコンを動かすと、リモコンが発する赤外線の点滅を、テレビの前にあるビデオカメラのイメージセンサーがキャッチ。リモコンが動いた軌跡を、ネオン風のピンク色の線でテレビに写すのです。
画面に映るピンク色の線はとてもきれい。描き始めにはきらきらと星のようなエフェクトも表示され、まるで魔法のようです。魔法でイケメンもみつかるかしら!?
しかし、描いた線はしばらくたつと端から消えていきます。な、なんだこれは。なにかの暗示でしょうか。イケメンセンサー探しに早くも暗雲が……
落ち込んでいる女子部の目に入ってきたのは、1人用の撮影スタジオです。グリーンバックのスタジオを照らす明るい照明に、「イケメン探しに光差す!?」と大興奮。あこがれのモデル気分が味わえそうと、スタジオに飛び込みました。
これは、着ている服の色の割合を判定する「マイカラースキャナー」のスタジオです。グリーンバックの前に立ち、手前に設置されたデジタルカメラで全身を撮影すると、カメラのイメージスキャナーで服の色をキャッチ。その割合を「カラーマップ」としてディスプレイに表示します。
撮影用の小道具として、緑や青などのカラフルな布が置かれていました。普段から黒い服ばかり着て「魔女のよう」と言われることもある小笠原。きょうも黒のジャケットに黒のインナーと真っ黒な服装だったので、差し色としてピンク色の布を首と頭にかけ、“真知子巻き”風に。ノリノリでポーズを決めて撮影すると……やはり黒が最も多いと判定されました。この真っ黒な魔女スタイルが、イケメンを遠ざけているのだろうか……
判定結果はその場でディスプレイに表示され、結果を印刷したID、パスワード入りカードももらえます。カードを持ち帰り、PCで特設サイトにアクセス、IDとパスワードを入力すると、服の色から性格を判定する「色性格診断」が受けられます。
性格診断を見てみると、黒が最も多い人は「都会で暮らし、洗練した生活を送っている」とのこと。洗練! なんだやっぱり黒でもいいんじゃん! 前々から私イケてると思ってたんだよね。
診断結果を続けて読むと「黒が好きなのではなく、ついつい黒を選んでしまう人もいます」という指摘も。確かに……。洗練どころか、惰性で服を選ぶ手抜き女子だったと気づいてしまいました……
もっとカラフルに生きなければ。そう決意した時目に飛び込んできたのは、美しく光る「カラーリングタワー」です。
カラーリングタワーは、腰の高さほどの白い円柱状のタワーを透明ケースで囲ったもので、LEDライトに内部から照らされて光っています。タワーの上部には反射光を読み取るカラーセンサーが付いており、置いた物の反射光から色を検知。赤いりんごを置けば赤、桃ならピンクといった具合にライトの色が変化します。
2人の“美しすぎる”顔を載せてみたらどうなるかしら。美白なわたしたちのことだから、きっと白っぽく光るに違いない! そっとほほを寄せると、タワーは茶色に光った後、赤く変化しました。ん? おかしいな。きっとバラ色に染まったほほに反応したに違いない。都合良く解釈して悦に入ったところでふと、当初の目的がまったく達成できていないことに気付きました。
「イケメン、どこ!?」
どこかにイケメンはいないのか――展示室じゅうを目を皿のようにして探し回る女子部の目に入ったのは、テレビ画面の前に置かれた紙飛行機型の模型です。加速度センサーとジャイロセンサーを内蔵しており、下部に付いた持ち手を握って動かすと、画面に映った紙飛行機が同じように動きます。
紙飛行機を飛ばしながら、画面の中でイケメンを探す女子部。しかしいくら飛んでも、青い空と白い雲、紙飛行機しかありません。もういいや……。やけになって前方にコントローラーを振ると、画面の中の紙飛行機はスピード増し、すいすいと飛んでゆきました。
気分良く飛ぶうちに始まる妄想。ITmedia女子部は、パイロットの嫁です。彼の飛ばすジャンボジェットに乗るのが日課です。「乗客はたくさんいるけど、今日はお前のためだけにフライトするよ」。ダーリンはささやきます。「右旋回は、愛してるのサインだからね!」
キャー! 広がる妄想に興奮し、コントローラーをぶんぶんと振り回すと、紙飛行機はぐらぐらと不安定に飛ぶのでした。
小笠原: イケメンセンサーはなかったけど、楽しかったからいいや。もう男はいい! 妄想で良い! 王子なんていないんだーうわー
宮本: そんな落ち込まないで。あっ! 小笠原さん、あっち!
小笠原: はっ! イ、イケメン! キャー!
宮本: ……
小笠原のイケメンセンサーは、どうやら直っていたようです。運命の王子がセンサーにかかる日は一体いつになるのでしょうか。
住所:〒135-8718 東京都港区台場1-7-1 メディアージュ5F
電話:03-5531-2186
公式URL:http://www.sonyexplorascience.jp/
営業時間:午前11時〜午後7時(最終入場 午後6時30分)
入場料金:一般 大人(16歳〜)500円、小人(3〜15歳)300円
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提供:ソニー・エクスプローラサイエンス
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2010年6月30日