Apple Watchなどのウェアラブル端末に注目が集まる中、そうした「インターネット接続デバイス」とつながるアプリを開発してみたい人も多いはず。例えば、腕時計型デバイスの位置情報に応じてグルメ情報を教えてくれるアプリ、愛するペットにセンサーを装着して“いま何をしてるか”を教えてくれるアプリ……可能性は広がるばかりです。
とはいえ、新しい技術トレンドだけに「自分のスキルで作れるか不安」「特別な知識が必要なのでは?」となかなか手が出せない人も多いのではないでしょうか。しかしそんな人に1つ朗報。高度なプログラミングスキルがなくてもIoT(Internet of Things:モノとつながるインターネット)アプリを作る方法が登場したのです。
それが、IBMが2014年にβ提供を始めた新クラウドサービス「Bluemix」。さまざまなアプリ開発ツールを手軽に利用できるBluemixでは、難しいコーディングなどをすることなく簡単にIoTアプリを開発することもできるそうです。果たしてその方法とは?――BluemixでのIoTアプリ開発に精通する“プロ”に聞きました。
ITmedia ニュースは現在、Bluemixの無料トライアルに新規登録いただいた方の中から先着200名様にiTunesギフト券2500円分をプレゼントするキャンペーンを実施しています。ぜひご応募ください!
Bluemixは、さまざまなアプリケーション開発に役立つフレームワークやAPIを提供するクラウド型の開発基盤。「どんな種類のアプリを作りたいか」と「アプリ名」をWebブラウザ上で指定すれば、自動で仮想サーバとメモリが割り当てられ、すぐにアプリ開発を始められる“お手軽さ”がウリです。
そんなBluemixの大きな特徴の1つは、さまざまなモノとつながるIoTアプリを簡単に開発できること。Bluemix上で提供されている「IBM IoT Foundation」「Node-RED」という専用ツールを使えば、プログラミング初心者でもさまざまなデバイスと連携するアプリを作れるのです。日本アイ・ビー・エム(日本IBM)の鈴木徹さんによれば、その簡単さは「文系出身の“非エンジニア”でも5分もあればIoTアプリを1つ作れるほど」だそう。
それでは、実際にIoT Foundationを使ってIoTアプリを作る手順を紹介しましょう。プログラミングに関してはズブの素人である記者が、Bluemixで用意されているサンプルフローを活用しながら「センサーの温度が30度以上になると自分のTwitterで『熱い!』と自動でつぶやくアプリ」を作ってみます。
まずはBluemixにサインアップします。Bluemixは登録後30日間無料で使えるので、おためし感覚でアカウントを作れるのも安心です。
サインインしたら、地域を「米国南部」とした上でメニューをクリック。「カタログ」から「Internet of Things Foundation Starter」を選んで、アプリ名を自由に入力します(ここでは「ITmediahot」としました)。そして「アプリを始動」させれば、あっという間にIoTアプリ開発環境のセットアップが完了です。
次に「経路」の隣にあるアプリURLをクリックし、飛び先のページから「Node-RED flow editor」を起動。すると下図のようなグラフィカルなサンプルフローが表示されるので、データの“入り口”となるデバイスを設定します。
Bluemixでは各種センサーデバイスなどに対応するスクリプトが20〜30個ほど用意されていますが、開発時点では1つもデバイスを持っていないケースもあるはずです。その場合は「シミュレーター」を選べばOK。仮想的なセンサーデバイスをWebブラウザ上に表現し、クリック操作で温度や湿度を変更できるようになります。
次はサンプルフローの中身を書き換えていきましょう。今回の目的に合わせて「温度が30度以上になったら」「『熱い!』というコメントを」「自分のTwitterアカウントでつぶやく」というフローを設定していきます。もちろんこの作業もプログラミングの必要なし。正確な表現ではないですが、IoTアプリ版“RPGツクール”のようなものといえば伝わりやすいかもしれません。
ここまできたら、あとは作ったアプリをクラウド上にデプロイ(展開)するだけ。こうして、センサー(シミュレーター)の温度が30度以上になれば自動で「熱い!」とツイートするIoTアプリが完成しました。所要時間はわずか5分30秒。もちろん、データの入り口となるセンサーデバイスを“本物”にさえすれば、実際に使えるアプリに早変わりします。
ITmedia ニュースは現在、Bluemixの無料トライアルに新規登録いただいた方の中から先着200名様にiTunesギフト券2500円分をプレゼントするキャンペーンを実施しています。ぜひご応募ください!
以上、「プログラミング未経験者」でもできる最も簡単な方法について紹介してきましたが、Bluemix上で用意されている多彩な連携サービス(データベースや解析機能など)を使いこなせば、もっと複雑で面白いIoTアプリを作ることもできます。例えば今年1月に開催されたハッカソンイベント「IoTハック新年会 2015」では、Bluemixを活用したユニークなIoTアプリがいくつも誕生しました。
そこで優勝したのは、帽子に取り付けたセンサーデバイスで“人が居眠りしているかどうか”を判定するアプリ「前向き君」。人の頭の傾斜角度や加速度をリアルタイムに計測し、一定の数値を示すと「居眠り」として判定する仕組みです。このアプリを使えば、会議中に誰が眠っているかをデータ化したり、スピーカーから「起きてください」と発声させたり――といったことができるそうです。
このほかIoTハックでは、ペットの猫の活動を自動でツイートする「ねこログ」や、老人のリモート見守りに役立つ「ワンストップおじいちゃん」など、ユニークなアプリが2日間でいくつも生まれました。鈴木さんによれば、最近ではこうしたスタートアップ企業のほか、大企業でもBluemixを使ったIoTアプリ開発に乗り出しているところも多いそうです。
「Bluemixの目的の1つは、エンジニア以外の人でも簡単にIoTアプリを作れるようにすることで、IoT関連ビジネスのスピードと幅を広げること。従来のアプリ開発の常識にしばられず、アイデアさえあれば誰もがモノとインターネットをつなぐ新ビジネスを生み出せるようにしたいと考えています」(鈴木さん)
Bluemixは30日間無料で試せるほか、有償版の料金も1時間当たりわずか7円とお手ごろ。さらに今ではITmedia ニュースと共同で、先着200人全員に2500円分のiTunesギフト券をプレゼントする新規登録キャンペーンも実施しています。「IoTアプリに興味はあるけど、作り方がよくわからない」というあなたも、この機会にBluemixで挑戦してみませんか?
キャンペーン名:
ITmedia ニュース限定【総額50万円】Bluemix無料トライアルスタートキャンペーン
キャンペーン概要:
新規でクラウドPaaS「IBM Bluemix」(以下、Bluemix)の30日間無償フリートライアルを申し込んでいただいた方、先着200名さまにiTunesギフト券2500円分を進呈いたします。
キャンペーン期間:
2015年2月27日(金)〜2015年3月31日
※定員数に達した時点で終了となります
賞品:
iTunesギフト券2500円分
応募方法:
Bluemixのフリートライアルを申込み、その証明となるスクリーンショット画像を専用フォームからアップロードして完了です。
対象条件:
本キャンペーンに申し込むには、まず下記からBluemixのフリートライアルを申し込み、申し込んだことを証明するスクリーンショットを「キャンペーン参加フォーム」よりアップロードしていただきます。
Bluemixのフリートライアルを申し込むには、まずサインアップが必要です。サインアップするには「Bluemixページ」にアクセスし、表示された画面で中央にある「Sign up for a free」ボタンをクリックします。
すると、下記図2の画面が表示されるので、IBM IDを持っていない場合はメールアドレス(確認用に左右で2回)、名前・名字、パスワード(確認用に左右で2回)、電話番号、国籍(コンボボックスから選択)、ID確認時のための質問(左)と答え(右)を入力します。
なお、IBM IDをすでに持っている場合は「Already have an IBM id?」をクリックして 図3の画面でメールアドレス(確認用に左右で2回)と電話番号を入力し、「submit」ボタンをクリックしてサインアップします。
図2で各項目を入力したら、「submit」ボタンをクリックしてサインアップします。
サインアップが完了すると、登録完了画面に遷移します。Bluemixにサインインして使い始めるには、図5のようにメールの「Click here to complete your resistration」をクリックします。
次に、登録したメールアドレス宛てにサインイン完了メールが届くので、こちらのスクリーンショットを撮って保存してください。図5は届いたメールをGmailで表示した場合です。
また、Gmailの場合、図6のように宛先の右にある▼ボタンをクリックすると、メールの詳細な情報が表示され、メールアドレスと日付も表示されます。
図6のようにメールアドレスと日付が表示されているスクリーンショットを保存してください。特に、年月日の部分が不鮮明で確認できないと、申し込めませんので、ご注意ください。
下記リンクの「キャンペーン参加フォーム」より、【Step2】で登録したメールアドレス、3問の簡単なアンケートを入力していただき、メールのスクリーンショットをアップロードしてください。
お疲れさまでした! 先着200名さまにiTunesギフト券2500円分をお送りします。当選者には2015年4月下旬をめどに発送しますので、いましばらくお待ちください。
キャンペーン名:
ITmedia ニュース限定【総額50万円】Bluemix無料トライアルスタートキャンペーン
キャンペーン概要:
新規でクラウドPaaS「IBM Bluemix」(以下、Bluemix)の30日間無償フリートライアルを申し込んでいただいた方、先着200名さまにiTunesギフト券2500円分を進呈いたします。
キャンペーン期間:
2015年2月27日(金)〜2015年3月31日
※定員数に達した時点で終了となります
賞品:
iTunesギフト券2500円分
応募方法:
Bluemixのフリートライアルを申込み、その証明となるスクリーンショット画像を専用フォームからアップロードして完了です。
対象条件:
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2015年3月31日
■応募の流れ
1:Bluemixフリートライアルに新規でサインアップ
2:サインアップ完了後に届く、登録完了メールのスクリーンショット画像を保存
3:専用応募フォームから、スクリーンショット画像を登録
4:応募完了です
・応募期間
2015年2月27日(金)〜2015年3月31日
※定員数に達した時点で終了となります
・応募条件
期間中、新規でクラウドPaaS「IBM Bluemix」(以下、Bluemix)の30日間無償フリートライアルを申し込み、登録完了メールのスクリーンショットをお送りいただいた方先着200名さまにiTunesギフト券2500円分を進呈いたします。
Bluemixは1人で複数アカウント(複数のフリートライアル)を作ることができますが、プレゼントの応募はお一人様1件までとさせていただきます。複数の応募が判明した場合、当選を無効といたします。
・当選発表
2015年4月下旬
当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・個人情報の取扱について
「アイティメディアのプライバシーポリシー」、また提供先の「日本IBM株式会社における個人情報のお取り扱いについて」をご確認ください。
・ご注意
プレゼントおよび当選の権利を第三者に譲渡、売買することはできません。
法令等に違反する行為、当社または第三者の権利を侵害するまたはその恐れのある行為、その他当社が本キャンペーンの運営に際し不適切と判断する行為があった場合、応募・当選を無効とします。
本キャンペーンの応募に起因して応募者に生じた損害について、当社は一切責任を負いません。