ITmedia NEWS >
速報 >
Ford、2016年発売の全車でApple CarPlayとGoogle Android Autoに対応へ
» 2016年01月04日 16時15分 公開
[佐藤由紀子，ITmedia]
米Ford Motor Companyは1月4日（現地時間）、6日から「CES 2016」が開催されるラスベガスで、2016年に発売する自動車の全モデル（2017年モデル）で、米Appleの「CarPlay」と米Googleの「Android Auto」をサポートすると発表した。
Fordは両車載システムの発表当初からサポートを発表していたが、ようやく実現する。同社のオリジナル車載システム「SYNC」からそれぞれのサービスを起動できる。
まずは北米で今春発売予定の「2017 Ford Escape」のSYNCがバージョン3になり、両サービスが搭載される。
SYNC 3ではこの他、「AppLink」（FordオリジナルのSmart Device Link）の新機能としてLTEをサポートしてスマートフォンからのリモートエンジンスタート、ドアのアンロック、ガソリン残量のチェックなどが可能になり、多数の新アプリも追加する。
2015年に販売した2016年モデルのSYNCも年内にバージョン3にアップデートする計画という。
関連記事
GoogleとFord、CES 2016で自動運転車の合弁会社を発表か
Googleと米自動車大手のFordが、自動運転車の合弁会社の立ち上げを2016年1月6日から開催のCES 2016で発表すると、米Yahoo!が報じた。
Google、Appleの「CarPlay」対抗の車載システム「Android Auto」を正式リリース
対応する車載システムにAndroid端末を接続することで、Androidのアプリをダッシュボードで操作できるようにする「Android Auto」が米、英、オーストラリアで正式公開された。
初のAppleのCarPlay搭載車はフェラーリ新FF
Ferrariが、AppleのCarPlayを搭載した「Ferrari FF」をイタリアの顧客に納車したと発表し、公道を走りながらCarPlayを操作する動画を公開した。
Apple、車載システム「CarPlay」を正式発表 トヨタとBMWの名前も
Appleの車載システム「CarPlay」搭載の自動車が年内にフェラーリやホンダ、メルセデス・ベンツから発売される。トヨタやBMWなどもパートナーとして名を連ねた。- Ford、2008年モデルにMSベース車載システムを採用
iPodや携帯電話を自動車に接続し、音声認識技術や無線技術を使って音楽を再生したり、電話をかけることができる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。