全日本仏教会、Amazonに「お坊さん便」販売中止を要請 定額のお布施は「本来の宗教性を損なう」
全日本仏教会は3月4日、みんれびがAmazon.co.jpを通して提供する「お坊さん便 僧侶手配サービス」の販売中止を要請する文書をアマゾンジャパンと米Amazon本社に提出したと発表した。「お布施は宗教行為に対する対価ではない」と、定額販売によって本来の宗教性を損なうと強く批判している。
「お坊さん便」は全国一律定額料金で読経・法話を僧侶に依頼できるサービス。「読経をしてもらいたいものの、お寺との付き合いがない」「お布施をいくら包めばいいのか相場が分からず不安」という声に応えた商品として、ネット上でも話題を集めた。
提出した文書では「僧侶の宗教行為を定額の商品として販売することに大いなる疑問を感じる」とし、「およそ世界の宗教事情に鑑みても、宗教行為を商品として販売することを許している国はないのではないでしょうか」と強く批判。
「お布施」は宗教行為に対する対価ではなく、定額にすることによって本来の宗教性を損なう――と、協会として一貫して定額表示・販売に反対する姿勢を示している。
同協会は、昨年12月にも同サービスに苦言を呈する声明を発表している。訴える内容は大きく変わらないが、今回はアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長宛てに明確に「販売中止」を求めている。
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