ポケモンGOのNiantic、ARプラットフォーム「Real World Platform」をサードパーティに開放へ
「Pokemon GO」や「Ingress」などのAR(拡張現実)ゲームで知られる米Nianticは6月28日(現地時間)、これらのゲームで採用する自社開発のARプラットフォーム「Niantic Real World Platform」をサードパーティ開発者に公開すると発表した。興味のある開発者は専用ページからサインアップできる。
ジョン・ハンケCEOは公式ブログで「われわれは先進的AR技術の可能性に非常に興奮しているので、社外の人々にもNiantic Real World Platformを使ってわれわれが想像もできなかったような革新的なAR体験を構築してほしくなった」と語った。年内に一握りのサードパーティ開発者との協力を開始する計画という。
同社はまた、同プラットフォームで開発中の新技術も紹介した。コードネーム「Nianti Occlusion」は、リアルな世界でのARオブジェクトをよりリアルにする。標準的なARでは、ARオブジェクトはリアルなオブジェクトの後ろに隠れることはできないが、Occlusionではリアルタイムで背後に回れる。デモ動画では、人混みを駆け回るARピカチューが人やベンチの後ろに回れる様子を示す。
コードネーム「Neon」は、マルチプレーヤーゲーム向けの遅延の少ないARネットワーキング技術。使う端末を問わずAR環境をリアルタイムで共有できる。この技術は2月に買収したEscher Realityによるもの。
コンピュータビジョンと機械学習を手掛ける英Matrix Millを買収し、ロンドンオフィスを開設したことも発表した。Nianticは昨年11月、約2億ドルの増資を発表した。ハンケ氏は発表時、この増資によりARプラットフォームへの長期的投資が可能になると語っていた。
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